【作り方説明書】

インナーワンピースの型紙

■詳細対応サイズ
・40cmソフビ
・50cmソフビ
・58cmソフビ M,L,LL
(スマド未確認)
■難易度
【イージー】/ノーマル/ハード/ハード↑/エクストラ
■サンプル使用生地の厚み
0.6mm
■用意するもの
・ニット等のストレッチ性のある布
・ストレッチレース
・ニット用の糸
・ニット用の針
・縫製用面ファスナー
■手縫い可否
OK
■注意事項
・布とストレッチレースの伸び具合よっては、
LやLLは着られない場合があります。
・LやLLに着せたい場合は、
良く伸びる布やストレッチレースを使用して下さい。
・伸びない布やレースを使うと、
どのサイズでも着用不可になりますのでご注意ください。
■布に書き写すパーツリスト
①前身頃1枚→そのまま1枚
②後身頃A 1枚→  〃
③後身頃B 1枚→  〃

合計:3枚 のパーツで構成
■型紙はこちら
https://dollyscale.booth.pm/items/1429155

■作り方説明書 PDF版
https://dollyscalephoto.hanamizake.com/PDF/No.FG002Instructions.pdf

■関連記事
https://dollyscale.blog.shinobi.jp/finishedgoods/20141020
■必要な布量参考数値

01. 型紙を貼り合わせる。※一例を挙げて説明しています。
① 型紙に割り振られている番号を確認する。
   番号は型紙の左上に記載。
   ※①~⑤の右図は全型紙共通で使用しています。
   型紙の種類によって貼り合わせる枚数、数字は違います。
   枚数、貼り合わせ数字については各型紙をご覧ください。
②  <1>の型紙に記載されている通りに型紙を並べる。
  「青色の数字の型紙貼り合わせる」という箇所に記載。
③ 点線に沿って、型紙が繋がる方だけカットする。
④ <5>の上部のガイドに③の下部を合わせて、表裏両方をテープで留める。

02.型紙を切り取る。
02~07の右図は全型紙共通で使用しています。

03.布を裏にして型紙を置く。
まち針で留めず、ペーパーウェイト等で型紙が動かない様にする。

04.型紙の外側をなぞって布に写す。写したら型紙は一旦避ける。
※オススメのチャコペン
・カリスマシャープペンシル
・クロバー 水性チャコペン

05.04で写した線に沿って布を切る。


06.切り取った布に型紙をのせてまち針でとめる。
型紙と布がずれない様にするだけなので、細かくとめる必要はない。

07.“切りじつけ”をする。(①~⑧)
① しつけ糸を針に通し、糸が2本になる様にする。
 玉止めはしない。
② 紙の上から出来上がり線に針を刺していく。
A. 型紙から刺す
B. 布を刺す
C. 0.3cm程度すくうように縫う
D. 型紙を刺す
E. 糸をたるませつつ1.5cm程度空けて再度 型紙を刺す
A~Eを繰り返す。 上側はたるませて、下側の糸はたるませない。
全ての線を写す必要はないので、細かく針を刺さなくても良い。

③ 角や合い印は下側(布側)から見て+に見えるように針を刺す。
④ 上側のたるませた糸を切る。
⑤ まち針を抜く。
⑥ 糸を抜かない様に型紙だけを抜き取る。
⑦ 長い糸は3mm程度に切る。
 糸を抜き取らない様に注意。
⑧ しつけ糸が抜けない様に、アイロンか指で 糸を寝かせる。

08.ミシンの針と糸をニット用に替える。


09.表が内側になる様に、前身頃と後身頃Aを合わせる。


10.脇を縫う。
家庭用ミシンの縫い目を左図にする。
後身頃Bも同じように縫う。

11.縫ったところのしつけ糸を抜く。
しつけ糸が取り辛い時は、糸抜きや毛抜き等で抜く。
以降、縫ったら余分なしつけ糸はその都度抜いていく。

12.10で縫った所をロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。
家庭用ミシンの縫い目を左図にする。
布端から針が落ちない様に、少し内側を縫う。

13.胸のラインと裾を、ロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。
縫い代は後身頃側に倒す。

14.胸のラインと裾に、表からストレッチレースを合わせる。
ストレッチレースは引き延ばさない様にする。

15.身頃の縁を縫う。


16.後身頃の両端をロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。


17.表が内側になる様に、後身頃を合わせる。


18.裾から開き止まりまでを縫う。


19.表に返す。

20.表から見て後身頃の左側の縫い代を、出来上がり線で折る。


21.20で折った出来上がり線から、0.7cmくらいを開き止まりまで縫う。
右側の縫い代を巻き込まない様に注意。

22.縫い代を左側に倒し、裾を0.7cm程度縫う。


23.開き止まりから直角に0.7cmくらい縫う。
手縫いでもOK。

24.後身頃右側の縫い代に、面ファスナーをしつけ糸で仮縫いする。


25.24で仮縫いした面ファスナーの周りを、まつり縫いで付ける。


26.後身頃左側の縫い代に、面ファスナーをまつり縫いで付ける。


27.26で仮縫いした面ファスナーの周りをまつり縫いで付ける。


28.必要なら前身頃フロントにリボン等を付ける。






お疲れ様でした!

ドール服の型紙作製所 ドーリースケール