【作り方説明書】

オフショルダーカットソーの型紙

■詳細対応サイズ
・40cmソフビ
・45cmソフビ
・50cmソフビ
・58cmソフビ M,L,LL
(スマド未確認)
■難易度
イージー/【ノーマル】/ハード/ハード↑/エクストラ
■サンプル使用生地の厚み
0.67mm
■用意するもの
・伸びる生地
・ニット用の糸
・ニット用の針
・面ファスナー
■手縫い可否
OK
■注意事項
布の伸び具合よっては、LやLLは着られない場合があります。
LやLLに着せたい場合は良く伸びる布を使用して下さい。
伸びない布を使うと、どのサイズでも着用不可になりますのでご注意ください。
■布に書き写すパーツリスト
①後身頃A 1枚→そのまま1枚
②後身頃B 1枚→  〃
③前身頃 1枚→   〃
④襟 1枚→     〃
⑤左袖 1枚→    〃
⑥右袖 1枚→    〃

合計:6枚 のパーツで構成
■型紙はこちら
https://dollyscale.booth.pm/items/1429178

■作り方説明書 PDF版
https://dollyscalephoto.hanamizake.com/PDF/No.FG014Instructions.pdf

■関連記事
https://dollyscale.blog.shinobi.jp/finishedgoods/20160704

01. 型紙を貼り合わせる。※一例を挙げて説明しています。
① 型紙に割り振られている番号を確認する。
 番号は型紙の左上に記載。
 ※①~⑤の右図は全型紙共通で 使用しています。
 型紙の種類によって貼り合わせる 枚数、数字は違います。
 枚数、貼り合わせ数字については 各型紙をご覧ください。
② <1>の型紙に記載されている通りに 型紙を並べる。
 「青色の数字の型紙貼り合わせる」 という箇所に記載。
③ 点線に沿って、型紙が繋がる方だけカットする。
④ <5>の上部のガイドに③の下部を合わせて、表裏両方をテープで留める。


02.型紙を切り取る。
02~07の右図は全型紙共通で使用しています。

03.布を裏にして型紙を置く。
まち針で留めず、ペーパーウェイト等で型紙が動かない様にする。

04.型紙の外側をなぞって布に写す。写したら型紙は一旦避ける。
※オススメのチャコペン
・カリスマシャープペンシル
・クロバー 水性チャコペン


05.04で写した線に沿って布を切る。


06.切り取った布に型紙をのせてまち針でとめる。
型紙と布がずれない様にするだけなので、細かくとめる必要はない。

07.“切りじつけ”をする。(①~⑧)
① しつけ糸を針に通し、糸が2本になる様にする。
 玉止めはしない。
② 紙の上から出来上がり線に針を刺していく。
 A. 型紙から刺す
 B. 布を刺す
 C. 0.3cm 程度すくうように縫う
 D. 型紙を刺す
 E. 糸をたるませつつ1.5cm 程度空けて再度型紙を刺す
A~E を繰り返す。 上側はたるませて、下側の糸はたるませない。
全ての線を写す必要はないので、細かく針を刺さな くても良い。

③ 角や合印は下側(布側)から見て+に見える ように針を刺す。
④ 側のたるませた糸を切る。
⑤ まち針を抜く。
糸を抜かない様に型紙だけを抜き取る。
⑦ 長い糸は3mm 程度に切る。
 糸を抜き取らない様に注意。
⑧ しつけ糸が抜けない様に、アイロンか指で糸を 寝かせる。

08.ミシンの針と糸をニット用に替える。


09.後身頃A,Bの面ファスナー側と、左右の袖口にロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。
家庭用ミシンの縫い目を左図にする。
布端から針が落ちない様に、少し内側を縫う。


10.襟の片方の縫い代を折ってアイロンで癖をつける。
襟の型紙に「折る」と書いてある線のみを折る。

11.襟の表が内側になる様に真ん中で折る。


12.襟の両端を待ち針でとめる。
反対側も同じようにとめる。

13.12 で待ち針をとめたところを縫う。
家庭用ミシンの縫い目を左図にする。
反対側も同じように縫う。

14.13 で縫ったところのしつけ糸を抜く。
しつけ糸が取り辛い時は、糸抜きや毛抜き等で抜く。
以降、縫ったら余分なしつけ糸はその都度抜いていく。

15.14 をひっくり返して、太い針の“糸を通す方”で角を優しく押し出す
布団針等の太い針を使う。
ない場合は竹串やつまようじの“尖っていない方”などでも代用出来る。
あくまでも優しく内側から押して角を出す。
強く押したり、尖ったもので押したりすると貫通し布が傷む可能性も。
反対側も同じように角を出す。

16.左右の袖口を出来上がり線で折って縫う。


17.前身頃と袖を表が内側になるように重ねて縫う。
左右の袖を間違えない様に注意。
袖の型紙に「前」と書いてある方を前身頃と合わせる。
両袖を前身頃と合わせて縫う。

18.表が内側になる様に、後身頃と袖を合わせて縫う。
後身頃Bと左袖も同じように縫う。

19.身頃と袖の縫い代にロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。
反対側も同じように縫う。

20.後身頃A,Bの面ファスナー側の縫い代を折って、出来上がり線から0.7cmくらいのところを縫う。


21.縫い代を身頃側に倒す。


22.表が内側になる様に、身頃CFと襟CFを基準にして合わせて縫う。
待ち針では縫いずれてしまう場合、しつけ糸でしつけをする。
しつけした時は、最後にしつけ糸を抜く事を忘れずに。

23.身頃と袖の縫い代を襟の中に入れてまつり縫いでとじる。



24.表が内側になるように、左右の袖の真ん中で折る。


25.前身頃と後身頃のWを合わせ、左右の袖口から裾までを縫う。
W:ウエスト。
縫い終わったらしつけ糸を抜く。

26.にロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。


27.表に返す。

28.裾をロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。
縫い代は後身頃に倒す。

30.縁を縫う。


31.表から見て、後身頃左側が下になる様に面ファスナーを仮縫いでとめる。




32.仮縫いした面ファスナーの周りをまつり縫いかミシンで縫い付ける。





お疲れ様でした!

ドール服の型紙作製所 ドーリースケール