【作り方説明書】

ショーツセットの型紙

■詳細対応サイズ
・40cmソフビ
・50cmソフビ
・58cmソフビ M,L,LL
(スマド未確認)
■難易度
イージー/ノーマル/【ハード】/ハード↑/エクストラ
■サンプル使用生地の厚み
0.57mm~0.65mm
■用意するもの
・ニット等のストレッチ性のある布
・ニット用の糸
・ニット用の針
・ストレッチレース
■手縫い可否
NG
■注意事項
布の伸び具合よっては、着せられない場合があります。
解れ難く、縦横に良く伸びる布を使用して下さい。
■布に書き写すパーツリスト
①ノーマルショーツ 1枚→そのまま1枚
合計:1枚 のパーツで構成

①ノーマルTバック 1枚→そのまま1枚
合計:1枚 のパーツで構成

①セクシーTバック 1枚→そのまま1枚
合計:1枚 のパーツで構成

①フルカバーショーツ 1枚→そのまま1枚
合計:1枚 のパーツで構成
■型紙はこちら
https://dollyscale.booth.pm/items/1419397

■作り方説明書 PDF版
https://dollyscalephoto.hanamizake.com/PDF/No.FG021Instructions.pdf

■関連記事
https://dollyscale.blog.shinobi.jp/finishedgoods/20170911
■必要な布量参考数値

01. 型紙を貼り合わせる。※一例を挙げて説明しています。
① 型紙に割り振られている番号を確認する。
 番号は型紙の左上に記載。
 ※①~⑤の右図は全型紙共通で 使用しています。
 型紙の種類によって貼り合わせる 枚数、数字は違います。
 枚数、貼り合わせ数字については 各型紙をご覧ください。
② <1>の型紙に記載されている通りに 型紙を並べる。
 「青色の数字の型紙貼り合わせる」 という箇所に記載。
③ 点線に沿って、型紙が繋がる方だけカットする。
④ <5>の上部のガイドに ③の下部を合わせて、表裏両方をテープで留める。

02.型紙を切り取る。
02~07の右図は全型紙共通で使用しています。

03.布を裏にして型紙を置く。
まち針で留めず、ペーパーウェイト等で型紙が動かない様にする。

04.型紙の外側をなぞって布に写す。写したら型紙は一旦避ける。
※オススメのチャコペン
・カリスマシャープペンシル
・クロバー 水性チャコペン

05.04 で写した線に沿って布を切る。


06.切り取った布に型紙をのせてまち針でとめる。
型紙と布がずれない様にするだけなので、細かくとめる必要はない。

07.“切りじつけ”をする。(①~⑧)
① しつけ糸を針に通し、糸が2本になる様にする。
 玉止めはしない。
② 紙の上から出来上がり線に針を刺していく。
 A. 型紙から刺す
 B. 布を刺す
 C. 0.3cm 程度すくうように縫う
 D. 型紙を刺す
 E. 糸をたるませつつ1.5cm 程度空けて再度型紙を刺す
A~E を繰り返す。 上側はたるませて、下側の糸はたるませない。
全ての線を写す必要はないので、細かく針を刺さな くても良い。

③ 角や合印は下側(布側)から見て+に見える ように針を刺す。
④上側のたるませた糸を切る。
⑤まち針を抜く。
⑥糸を抜かない様に型紙だけを抜き取る。
⑦ 長い糸は3mm 程度に切る。
 糸を抜き取らない様に注意。
⑧ しつけ糸が抜けない様に、アイロンか指で糸を 寝かせる。

08.ミシンの針と糸をニット用に替える。

-------------------------------------------------------------------------------------
ノーマルショーツ用、ノーマルTバック用、フルカバーショーツ用
-------------------------------------------------------------------------------------

09.ゴムに印を付ける。
ゴムの長さ:
40cm ノーマルショーツ 14cm
   フルカバーショーツ 13cm
58cmM,L/50cm ノーマルショーツ 15cm
   ノーマルTバック 20cm

58cmLL ノーマルショーツ 20cm
   ノーマルTバック 22cm


Tips:40cm用フルカバーショーツの型紙の場合は下記工程を追加
股のカーブに切り込みを入れる。


10.表が内側になる様に股のカーブに、ゴムを 伸ばしながら縫いつける。
家庭用ミシンの縫い目を左図にする。

型紙の”C”とゴムの”C”にあたる部分は、必ず合わせる。
1cm”の部分は縫う際に”持ち手”として使う。
この持ち手は後程使う為切り落とさない。
縫い進めるとゴムの力で丸まって来て縫い辛くなる為、大き目のクリップ等で縫い代を挟んで、軽く重りを付けると良い。
※画像は生地下に敷いたセロファンを挟んでいます。


11.縫ったところのしつけ糸を抜く。
しつけ糸が取り辛い時は、糸抜きや毛抜き等で抜く。
以降、縫ったら余分なしつけ糸はその都度抜いていく。

12.縫い代とレース(装飾)を裏へ折る。
反対側も同じように折る。


13.縫い代を裏へ折って、伸ばしながらジグザグミシンで縫う。
家庭用ミシンの縫い目を左図にする。
ふり幅は小、若しくは中がおすすめ。

14.ゴムの余分を切る。

15.脇にロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。
家庭用ミシンの縫い目を左図にする。

16.表が内側になる様に、股の中心で折る。

17.脇を片方だけ縫う。


18.ゴムに印を付ける。
ゴムの長さ:
40cm
ノーマルショーツ、フルカバーショーツ 18cm

58cmM,L/50cm
ノーマルショーツ、ノーマルTバック共通 23cm

58cmLL
ノーマルショーツ、ノーマルTバック共通 25cm



19.表が内側になる様に、ウエストにゴムを伸ばしながら縫いつける。
縫い代は開く。
型紙の”M”とゴムの”M”にあたる部分は、必ず合わせる。
“1cm”の部分は縫う際に”持ち手”として使う。
この持ち手は後程使う為切り落とさない。


20.縫い代を裏へ折る。


21.伸ばしながらジグザグミシンで縫う。


22.ゴムの余分を切る。

23.脇を縫う。


24.縫い代を開いて、動かない様に縫う。
縫い辛い場合は、手縫いでも可。

-------------------------------------------------------------------------------------
セクシーTバック用
デザインの関係上、生地が解れない事を前提としています。
-------------------------------------------------------------------------------------

01.縫い代を折る。
反対側も同じように折る。


02.縁を縫う。
家庭用ミシンの縫い目を左図にする。
反対側も同じように縫う。

03.ゴムに印を付ける。
ゴムの長さ:
58cmM,L/50cm 20cm
58cmLL 21.5cm

黄緑色とオレンジ色の部分を、ゴムに書く。
黄緑色:Tバック前
オレンジ色:Tバック後

04.Tバック前を表にして、ゴムも表に合わせ伸ばしながらジグザグミシンで縫う。


05.Tバック後も同じように縫う。
ねじって縫い付けない様に注意。

06.ゴムから生地が出ている場合は、カットする。


07.裏にする。

08.ゴム脇を縫う。


09.縫い代を後側に倒して、動かない様に縫う。
縫い辛い場合は、手縫いでも可。



お疲れ様でした!

ドール服の型紙作製所 ドーリースケール