【作り方説明書】

タートルネックの型紙

■詳細対応サイズ
・50cm
・58cmソフビ M,L.LL
(スマド未確認)
■難易度
イージー/【ノーマル】/ハード/ハード↑/エクストラ
■サンプル使用生地の厚み
1.96mm
■用意するもの
・ニット等のストレッチ性のある布
・ニット用の糸
・ニット用の針
・面ファスナー
■手縫い可否
OK
■注意事項
布の伸び具合よっては、LやLLは着られない場合があります。
LやLLに着せたい場合は良く伸びる布を使用して下さい。
伸びない布を使うと、どのサイズでも着用不可になりますのでご注意ください。
■布に書き写すパーツリスト
①後身頃 1枚→そのまま1枚
②前身頃 1枚→  〃
③後身頃2 1枚→ 〃
④襟 1枚→    〃
⑤⑥袖 2枚→左右反転して2枚

合計:6枚 のパーツで構成
■型紙はこちら
https://dollyscale.booth.pm/items/1419250

■作り方説明書 PDF版
https://dollyscalephoto.hanamizake.com/PDF/No.FG028Instructions.pdf

■関連記事
https://dollyscale.blog.shinobi.jp/finishedgoods/20171201
■必要な布量参考数値

01. 型紙を貼り合わせる。※一例を挙げて説明しています。
① 型紙に割り振られている番号を確認する。
 番号は型紙の左上に記載。
 ※①~④の右図は全型紙共通で 使用しています。
 型紙の種類によって貼り合わせる 枚数、数字は違います。
 枚数、貼り合わせ数字については 各型紙をご覧ください。
② <1>の型紙に記載されている通りに 型紙を並べる。
 「青色の数字の型紙貼り合わせる」 という箇所に記載。
③ 点線に沿って、型紙が繋がる方だけカットする。
④ <5>の上部のガイドに③の下部を合わせて、表裏両方をテープで留める。

02.型紙を切り取る。
02~07の右図は全型紙共通で使用しています。

03.布を裏にして型紙を置く。
まち針で留めず、ペーパーウェイト等で型紙が動かない様にする。

04.型紙の外側をなぞって布に写す。写したら型紙は一旦避ける。
※オススメのチャコペン
・カリスマシャープペンシル
・クロバー 水性チャコペン


05.04 で写した線に沿って布を切る。


06.切り取った布に型紙をのせてまち針でとめる。
型紙と布がずれない様にするだけなので、細かくとめる必要はない。

07.“切りじつけ”をする。(①~⑧)
① しつけ糸を針に通し、糸が2本になる様にする。
 玉止めはしない。
② 紙の上から出来上がり線に針を刺していく。
 A. 型紙から刺す
 B. 布を刺す
 C. 0.3cm 程度すくうように縫う
 D. 型紙を刺す
 E. 糸をたるませつつ1.5cm 程度空けて再度型紙を刺す
A~E を繰り返す。 上側はたるませて、下側の糸はたるませない。
全ての線を写す必要はないので、細かく針を刺さな くても良い。

③ 角や合印は下側(布側)から見て+に見える ように針を刺す。
④ 側のたるませた糸を切る。
⑤ まち針を抜く。
⑥糸を抜かない様に型紙だけを抜き取る。
⑦ 長い糸は3mm 程度に切る。
 糸を抜き取らない様に注意。
⑧ しつけ糸が抜けない様に、アイロンか指で糸を 寝かせる。

08.ミシンの針と糸をニット用に替える。


09.後身頃×2の背中側と袖口×2に、ロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。
家庭用ミシンの縫い目を左図にする。

布端から針が落ちない様に、少し内側を縫う。

10.表が内側になる様に、真ん中で折る。


11.両端を縫う。
家庭用ミシンの縫い目を左図にする。

12.縫ったところのしつけ糸を抜く。
しつけ糸が取り辛い時は、糸抜きや毛抜き等で抜く。
以降、縫ったら余分なしつけ糸はその都度抜いていく。

13.表に返して、太い針の糸を通す方で角を優しく押し出す。


14.袖口を出来上がり線で折って縫う。
反対側も同じように縫う。


15.後身頃の谷折りを折る。
反対側も同じように折る。


16.折ったところを縫う。
出来上がり線から0.7cmくらいのところを縫う。
反対側も同じように縫う。

17.表が内側になる様に、前身頃と後身頃の肩を合わせて縫う。
SNP:サイドネックポイント。肩の首の付け根。
SP:ショルダーポイント。肩の頂点。
反対側も同じように縫う。

18.肩を2枚一緒にロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。


19.表が内側になる様に、袖と袖ぐりを合わせて縫う。
ミシンで縫い辛い場合は先に仮縫いをするか、手縫いでもOK。
肩の縫い代は後身頃側に倒す。
反対側も同じように縫う。

20.縫った所をロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。
袖と身頃を一緒に縫う。
反対側も同じように縫う。

21.身頃に襟を合わせる。


22.出来上がり線で縫う。


23.縫った所をロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。
襟と身頃を一緒に縫う。

24.裾から袖口までを縫う。
袖ぐりの縫い代は後身頃側に倒す。
反対側も同じように縫う。

25.縫った所をロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。
2枚一緒に縫う。
反対側も同じように縫う。

27.出来上がり線で折る。


28.縁を縫う。


29.後身頃右側の縫い代に面ファスナーを仮縫いでとめる。


30.仮縫いした面ファスナーの周りをまつり縫かミシンで縫い付ける。


31.後身頃左側の縫い代に面ファスナーを仮縫いでとめる。


32.仮縫いした面ファスナーの周りをまつり縫かミシンで縫い付ける。 布の表に縫い目が出ない様に気を付ける。


お疲れ様でした!

ドール服の型紙作製所 ドーリースケール