【作り方説明書】

サマーワンピース・ホルターネックの型紙

■詳細対応サイズ
・40cmソフビ
・45cmソフビ
・50cmソフビ
・58cmソフビ M,L,LL
(スマド未確認)
■難易度
イージー/【ノーマル】/ハード/ハード↑/エクストラ
■サンプル使用生地の厚み
0.22mm~0.37mm
■用意するもの
・やや薄手~普通生地
・3mm程度の平ゴム
■手縫い可否
OK
■布に書き写すパーツリスト
①②脇紐 2枚→そのまま2枚
③④ゴム通しパーツ 2枚→  〃
⑤⑥カップ縁 2枚→左右反転して2枚
⑦⑧胸カップ 2枚→   〃
⑨前スカート 1枚→そのまま1枚
⑩後スカート 1枚→  〃

合計:10枚 のパーツで構成
■型紙はこちら
https://dollyscale.booth.pm/items/1418155

■作り方説明書 PDF版
https://dollyscalephoto.hanamizake.com/PDF/No.FG039Instructions.pdf

■関連記事
https://dollyscale.blog.shinobi.jp/finishedgoods/20180705
■旧版をお持ちのお客様へ1
カップ縁パーツが2枚共通→A,Bへ変更になっています。
縫い代の位置が変更になっていますが、出来上がり線に変更はありません。

■旧版をお持ちのお客様へ2
旧版は45cmソフビ用の裾丈の記載がありません。
45cmで使用する場合は、40cmソフビ用の裾ラインから2.5cm丈を延ばすと丁度良い丈になります。
■必要な布量参考数値

01. 型紙を貼り合わせる。※一例を挙げて説明しています。
① 型紙に割り振られている番号を確認する。
 番号は型紙の左上に記載。
 ※①~④の右図は全型紙共通で 使用しています。
 型紙の種類によって貼り合わせる 枚数、数字は違います。
 枚数、貼り合わせ数字については 各型紙をご覧ください。
② <1>の型紙に記載されている通りに 型紙を並べる。
 「青色の数字の型紙貼り合わせる」 という箇所に記載。
③ 点線に沿って、型紙が繋がる方だけカットする。
④ <5>の上部のガイドに③の下部を合わせて、表裏両方をテープで留める。

02.型紙を切り取る。
02~07の右図は全型紙共通で使用しています。

03.布を裏にして型紙を置く。
まち針で留めず、ペーパーウェイト等で型紙が動かない様にする。

04.型紙の外側をなぞって布に写す。写したら型紙は一旦避ける。
※オススメのチャコペン
・カリスマシャープペンシル
・クロバー 水性チャコペン


05.04で写した線に沿って布を切る。

06.切り取った布に型紙をのせてまち針でとめる。
型紙と布がずれない様にするだけなので、細かくとめる必要はない。
07.“切りじつけ”をする。(①~⑧)
① しつけ糸を針に通し、糸が2本になる様にする。
 玉止めはしない。
② 紙の上から出来上がり線に針を刺していく。
 A. 型紙から刺す
 B. 布を刺す
 C. 0.3cm 程度すくうように縫う
 D. 型紙を刺す
 E. 糸をたるませつつ1.5cm 程度空けて再度型紙を刺す
A~E を繰り返す。 上側はたるませて、下側の糸はたるませない。
全ての線を写す必要はないので、細かく針を刺さな くても良い。

③ 角や合印は下側(布側)から見て+に見える ように針を刺す。
④ 上側のたるませた糸を切る。
⑤ まち針を抜く。
⑥糸を抜かない様に型紙だけを抜き取る。
⑦ 長い糸は3mm 程度に切る。
糸を抜き取らない様に注意。
⑧ しつけ糸が抜けない様に、アイロンか指で糸を 寝かせる。

08.カップ縁A,Bの外側の線を折って、アイロンをかける。



09.表が内側になる様に、胸カップ前側とカップ縁を合わせて縫う。
反対側も同じように縫う。


10.胸カップを包む様に、カップ縁を折り返す。
反対側も同じように折る。


11.縫ったところのしつけ糸を抜く。
しつけ糸が取り辛い時は、糸抜きや毛抜き等で抜く。
以降、縫ったら余分なしつけ糸はその都度抜いていく。

12.カップ縁の端を縫う。
反対側も同じように縫う。


13.脇×2を出来上がり線で折って、アイロンをかける。


14.表が内側になるように、脇紐×2中心で折って”A”の反対側の端を縫う。


15.ひっくり返して、太い針の“糸を通す方”で角を優しく押し出す。
布団等の太い針を使う。
ない場合は竹串やつまようじの“尖っていない方”
などでも代用出来る。
あくまでも優しく内側から押して角を出す。
強く押したり、尖ったもので押したりすると貫通し布が傷む可能性も。


16.表が内側になるように、胸カップと脇紐端から”A”を合わせて縫う。
反対側も同じように縫う。


17.胸カップを包む様に、脇紐を折り返す。
反対側も同じように折る。


18.アイロンで折った折り目にそって、脇紐を端まで整える。
反対側も同じように整える。


19.脇紐の縁を縫う。
反対側も同じように縫う。


20.ゴム通しパーツ(1枚だけ)を裏から見て、左上半分の縫い代に切り込みを入れる。


21.表が内側になるように、ゴム通しパーツと胸カップを合わせて仮縫いをする。


22.前後スカート端にロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。


23.表が内側になるように、前後スカートを合わせて縫う。


24.縫い代を開いて、アイロンをかける。
反対側も同じようにアイロンをかける。


25.スカート裾にロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。


26.出来上がり線で折る。


27.縁を縫う。


28.表が内側になる様に、“胸カップを付けたゴム通しパーツ”を輪にして端を合わせて縫う。


29.もう一枚のゴム通しパーツの片方の端に、ロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。


30.表が内側になる様に、ゴム通しパーツを輪にして縫い代だけを縫う。


31.ゴム通しパーツの縫い代を開いて、アイロンをかける。


32.表が内側になる様に、ゴム通しパーツを合わせて縫う。
胸カップを仮縫いした方の内側に、胸カップ無しの方を合わせる。
大き目の筒縫いになるので、ミシンのフリーアームを使う方が楽に縫える。

33.ゴム通しパーツを広げる。


34.表が内側になる様に、ゴム通しパーツとスカートを合わせて縫う。


35.ゴム通しパーツを上に出す。


36.34で縫ったところを外側に折る。


37.表に返す。

38.ゴム通しパーツの縁を縫う。


39.ゴム通しパーツの穴にゴムを通す。
・ゴムの長さ
40,45cm用:13cm(縫い合わせ部分を含む)
50cm用:14 cm      〃
58cm用:15cm      〃

市販のゴム通しが通らない場合は、安全ピンでも代用可能。
反対側に最初にクリップ等をはさんでおく。

40.ゴムの先端が出て来たら、両端を重ねて縫う。
ゴムが細いので手縫いがおすすめ。
縫い方が弱いと、ゴムを伸ばした時に解けてしまうので注意。

41.ゴムを穴に戻し、全体のギャザーの寄り具合を整える。





お疲れ様でした!

ドール服の型紙作製所 ドーリースケール