【作り方説明書】

フード付きケープの型紙

■詳細対応サイズ
・40cmソフビ
■難易度
イージー/【ノーマル】/ハード/ハード↑/エクストラ
■サンプル使用生地の厚み
0.32mm~0.92mm
■用意するもの
・やや薄手~普通生地
・リボン
■手縫い可否
OK
■布に書き写すパーツリスト
①②フード1 2枚→左右反転して2枚
③④フード2 2枚→   〃
⑤⑥前身頃 表布2枚→  〃
⑦⑧    裏布2枚→  〃
⑨⑩フード裏 2枚→   〃
⑪後身頃 表布1枚→そのまま1枚
⑫    裏布1枚→  〃
⑬⑭⑮⑯みみ(どれか一種類) 4枚→そのまま4枚

合計:16枚 のパーツで構成
■型紙はこちら
https://dollyscale.booth.pm/items/1417782

■作り方説明書 PDF版
https://dollyscalephoto.hanamizake.com/PDF/No.FG050Instructions.pdf

■関連記事
https://dollyscale.blog.shinobi.jp/finishedgoods/20181124
■必要な布量参考数値

01. 型紙を貼り合わせる。※一例を挙げて説明しています。
① 型紙に割り振られている番号を確認する。
 番号は型紙の左上に記載。
 ※①~④の右図は全型紙共通で 使用しています。
 型紙の種類によって貼り合わせる 枚数、数字は違います。
 枚数、貼り合わせ数字については 各型紙をご覧ください。
② <1>の型紙に記載されている通りに 型紙を並べる。
 「青色の数字の型紙貼り合わせる」 という箇所に記載。
③ 点線に沿って、型紙が繋がる方だけカットする。
④ <5>の上部のガイドに③の下部を合わせて、表裏両方をテープで留める。

02.型紙を切り取る。
02~07の右図は全型紙共通で使用しています。

03.布を裏にして型紙を置く。
まち針で留めず、ペーパーウェイト等で型紙が動かない様にする。

04.型紙の外側をなぞって布に写す。写したら型紙は一旦避ける。
※オススメのチャコペン
・カリスマシャープペンシル
・クロバー 水性チャコペン


05.04で写した線に沿って布を切る。

06.切り取った布に型紙をのせてまち針でとめる。
型紙と布がずれない様にするだけなので、細かくとめる必要はない。
07.切りじつけをする。(①~⑧)
① しつけ糸を針に通し、糸が2本になる様にする。
 玉止めはしない。
② 紙の上から出来上がり線に針を刺していく。
 A. 型紙から刺す
 B. 布を刺す
 C. 0.3cm 程度すくうように縫う
 D. 型紙を刺す
 E. 糸をたるませつつ1.5cm 程度空けて再度型紙を刺す
A~E を繰り返す。 上側はたるませて、下側の糸はたるませない。
全ての線を写す必要はないので、細かく針を刺さな くても良い。

③ 角や合印は下側(布側)から見て+に見える ように針を刺す。
④ 上側のたるませた糸を切る。
⑤ まち針を抜く。
⑥糸を抜かない様に型紙だけを抜き取る。
⑦ 長い糸は3mm 程度に切る。
糸を抜き取らない様に注意。
⑧ しつけ糸が抜けない様に、アイロンか指で糸を 寝かせる。

08.表が内側になるように耳パーツを合わせて縫う。
もう一枚も同じように縫う。


09.縫い代を3mmくらいまでカットする。
出来上がり線に近すぎると、解れる可能性があるので注意。
もう一枚も同じように縫う。


10.表に返し整えたらアイロンをかける。
もう一枚も同じように整える。


11.アイロンをかける。
もう一枚も同じようにアイロンをかける。


12.表が内側になるように、フード1の”耳パーツ付け位置”に耳パーツを合わせる。


13.仮縫いをする。
出来上がり線より、縫い代側を縫う。


14.表が内側になるように、フード1とフード2を合わせて縫う。
フード2は上下を間違え易いので、”耳パーツ付け位置”を目印に合わせると間違えにくい。


15.縫い代を開いて、アイロンをかける。


16.反対側(12~15)も同じように作る。

17.表が内側になるように、フードを合わせて縫う。


18.縫い代に切り込みを入れる。


19.縫い代を2枚一緒に向かって右に倒して、アイロンをかける。


20.表が内側になるように、前身頃と後身頃を合わせて縫う。
反対側も同じように縫う。


21.縫い代に切り込みを入れる。
反対側も同じように縫う。


22.縫い代を開いてアイロンをかける。

23.襟ぐりの縫い代に切り込みを入れる。


24.表が内側になるように、身頃とフードを合わせて縫う。
身頃とフードのSNP、CBという表記を合わせる。
SNP:サイドネックポイント。肩の首の付け根。
CB: センターバック。後身頃の中心。


25.縫い代を2枚一緒に身頃側に倒して、アイロンをかける。


26.裏布も同じように縫う。

27.”リボン付け位置”にリボンを仮止めする。
表布にリボンを表にして合わせる。
反対側も同じように仮止めする。


28.裾の”開き”を折ってアイロンをかける。


29.表が内側になるように、表布と裏布を合わせて縫う。
裾の”開き”は縫わない。
リボンは内側に入れて、リボンの先や途中を縫わない様に注意。


30.裾に切り込みを入れる。


31.角をカットする。
反対側も同じようにカットする。


32.”開き”から表にひっくり返す。


33.太い針の“糸を通す方” で角を優しく押し出す。
布団等の太い針を使う。
ない場合は竹串やつまようじの“尖っていない方”などでも代用出来る。
あくまでも優しく内側から押して角を出す。
強く押したり、尖ったもので押したりすると貫通し布が傷む可能性も。


34.裾の開きを”はしごかがり”でとじる。
① 布の裏側から針を刺す。
② 反対側に針を刺し、布を4mm 程すくう。
③ ②ですくった先から針を出す。
④ 反対側に針を刺す。
⑤ ①~④を繰り返す。
針は布に対して垂直に刺すと、終盤で布の長さが違う等のトラブルが起き辛い。


35.縁を一周縫う。





お疲れ様でした!

ドール服の型紙作製所 ドーリースケール