【作り方説明書】

ストラップワンピースの型紙

■詳細対応サイズ
・58cmソフビ M,L,LL
・58cmキャスト
(スマド未確認)
■難易度
イージー/ノーマル/【ハード】/ハード↑/エクストラ
■サンプル使用生地の厚み
0.37mm
■用意するもの
・やや薄手~普通生地
・3mm程度の平ゴム
■手縫い可否
OK
■裏布について
線が多過ぎる事による混乱を防ぐため、裏布の丈には縫い代線が記載されていません。
裏布の場合は、裾に1cmの縫い代をプラスして使用してください。
■布に書き写すパーツリスト
①②後脇 表布2枚→左右反転して2枚
③④後脇 裏布2枚→   〃
⑤⑥前脇 表布2枚→   〃
⑦⑧前脇 裏布2枚→   〃
⑨前身頃 表布1枚→そのまま1枚
⑩前身頃 裏布1枚→  〃
⑪⑫袖 2枚→そのまま2枚
⑬後身頃 表布1枚→そのまま1枚
⑭後身頃 裏布1枚→  〃

合計:14枚 のパーツで構成
■型紙はこちら
https://dollyscale.booth.pm/items/1417512

■作り方説明書 PDF版
https://dollyscalephoto.hanamizake.com/PDF/No.FG056Instructions.pdf

■関連記事
https://dollyscale.blog.shinobi.jp/finishedgoods/20190223

■必要な布量参考数値

01. 型紙を貼り合わせる。※一例を挙げて説明しています。
① 型紙に割り振られている番号を確認する。
 番号は型紙の左上に記載。
 ※①~④の右図は全型紙共通で 使用しています。
 型紙の種類によって貼り合わせる 枚数、数字は違います。
 枚数、貼り合わせ数字については 各型紙をご覧ください。
② <1>の型紙に記載されている通りに 型紙を並べる。
 「青色の数字の型紙貼り合わせる」 という箇所に記載。
③ 点線に沿って、型紙が繋がる方だけカットする。
④ <5>の上部のガイドに③の下部を合わせて、表裏両方をテープで留める。

02.型紙を切り取る。
02~07の右図は全型紙共通で使用しています。

03.布を裏にして型紙を置く。
まち針で留めず、ペーパーウェイト等で型紙が動かない様にする。

04.型紙の外側をなぞって布に写す。写したら型紙は一旦避ける。
※オススメのチャコペン
・カリスマシャープペンシル
・クロバー 水性チャコペン


05.04で写した線に沿って布を切る。

06.切り取った布に型紙をのせてまち針でとめる。
型紙と布がずれない様にするだけなので、細かくとめる必要はない。
07.“切りじつけ”をする。(①~⑧)
① しつけ糸を針に通し、糸が2本になる様にする。
 玉止めはしない。
② 紙の上から出来上がり線に針を刺していく。
 A. 型紙から刺す
 B. 布を刺す
 C. 0.3cm 程度すくうように縫う
 D. 型紙を刺す
 E. 糸をたるませつつ1.5cm 程度空けて再度型紙を刺す
A~E を繰り返す。 上側はたるませて、下側の糸はたるませない。
全ての線を写す必要はないので、細かく針を刺さな くても良い。

③ 角や合印は下側(布側)から見て+に見える ように針を刺す。
④ 上側のたるませた糸を切る。
⑤ まち針を抜く。
⑥糸を抜かない様に型紙だけを抜き取る。
⑦ 長い糸は3mm 程度に切る。
糸を抜き取らない様に注意。
⑧ しつけ糸が抜けない様に、アイロンか指で糸を 寝かせる。

08.前身頃、後身頃、前脇、後脇のWに切り込みを入れる。
W:ウエスト。胴体で一番くびれたところ。

09.前身頃の上部に切り込みを入れる。


10.後身頃と後脇A側にロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。
家庭用ミシンの縫い目を左図にする。
布端から針が落ちない様に、少し内側を縫う。

11.表が内側になる様に、後身頃と後脇を合わせて縫う。
後身頃A側と後脇A側を合わせる。
反対側も同じように縫う。

12.縫ったところのしつけ糸を抜く。
しつけ糸が取り辛い時は、糸抜きや毛抜き等で抜く。
以降、縫ったら余分なしつけ糸はその都度抜いていく。

13.縫い代を開いてアイロンをかける。
反対側も同じようにアイロンをかける。


14.前身頃と脇の W、三 を、目印に表が内側になる様に合わせて縫う。
58cmキャスト用は 三 の記載はなし。
反対側も同じように縫う。



15.縫い代を2枚一緒にロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。
反対側も同じように縫う。


16.縫い代を前身頃に倒して、アイロンをかける。
反対側も同じようにアイロンをかける。


17.裏布も同じように縫う。

18.裾をロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。


19.裾を出来上がり線で折る。


20.縁を縫う。


21.縫ったところにアイロンをかける。

22.表が内側になるように、後身頃の表布と裏布を合わせて縫う。


23.後脇の縫い代に切り込みを入れる。


24.折り返す。


25.更に折り返す。


26.縫い代を整える。
縫い代は開いた状態にする。


27.縁を縫う。
型紙の“ゴム通し位置”一番上を縫う。

28.“ゴム通し位置”2~4を、表裏一緒に縫う。
後身頃のみを縫う。
後脇まで縫ってしまうと、ゴムの長さが変わってくるので注意。

29.ゴムを通す。
ゴムの長さ:12cm(持ち手部分を含む)
6本用意する。
市販のゴム通しが通らない場合は、安全ピンでも代用可能。
L,LLともに同じ長さ。



30.持ち手を後脇の縫い代に合わせる。


31.後身頃と後脇の境を縫う。縫い終わったら、クリップを外す。


32.ゴムを引き、反対側に持ち手を出す。


33.持ち手から後身頃と後脇の境までが、約4.5cmになる様にして縫う。


34.下の段も同じようにゴムを通して縫う。

35.持ち手部分をカットする。

36.表が内側になるように、前身頃の表布と裏布を合わせて縫う。


37.縫い代に切り込みを入れる。


38.折り返す。


39.更に折り返す。


40.縫い代を整える。
縫い代は前身頃にする。

41.縁を縫う。


42.脇を2枚一緒にロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。


43.表が内側になる様に、袖×2を縦半分に折る。


44.縦を縫う。
もう一枚も同じように縫う。


45.表に返す。
もう一枚も同じように表にする。


46.アイロンをかける。
もう一枚も同じようにアイロンをかける。


47.縁から1cmを縫う。
もう一枚も同じように縫う。


48.ゴムを通す。
ゴムの長さ:12cm(持ち手部分を含む)
   市販のゴム通しが通らない場合は、安全ピンでも代用可能。
L,LLともに同じ長さ。


49.持ち手部分を残して、縫い代とゴムを縫う。縫い終わったら、クリップを外す。


50.反対側も持ち手を残して縫う。


51.下の段も同じようにゴムを通して縫う。

52.持ち手部分をカットする。

53.両端にロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。


54.袖を前身頃に縫い付ける。


55.袖を後身頃に縫い付ける。
袖が捻じれない様に注意。


56.表布が内側になる様に、身頃を折り返す。


57.脇を縫う。


58.縫い代を開いてアイロンをかける。







お疲れ様でした!

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