【作り方説明書】

ノースリーブの型紙

■詳細対応サイズ
・58cmソフビ M,L,LL
(スマド未確認)
■難易度
イージー/【ノーマル】/ハード/ハード↑/エクストラ
■サンプル使用生地の厚み
0.69mm
■用意するもの
・ニット等のストレッチ性のある布
・ニット用の糸
・ニット用の針
・面ファスナー
■手縫い可否
OK
■注意事項
布の伸び具合よっては、LやLLは着られない場合があります。
LやLLに着せたい場合は良く伸びる布を使用して下さい。
伸びない布を使うと、どのサイズでも着用不可になりますのでご注意ください。
■布に書き写すパーツリスト
①前身頃 1枚→そのまま1枚
②③後身頃 2枚→左右反転して2枚
④⑤見返し 2枚→   〃
⑥襟 1枚→そのまま1枚

合計:6枚 のパーツで構成
■型紙はこちら
https://dollyscale.booth.pm/items/1429262

■作り方説明書 PDF版
https://dollyscalephoto.hanamizake.com/PDF/No.FG064Instructions.pdf

■関連記事
https://dollyscale.blog.shinobi.jp/finishedgoods/20190701

■必要な布量参考数値

01. 型紙を貼り合わせる。※一例を挙げて説明しています。
① 型紙に割り振られている番号を確認する。
 番号は型紙の左上に記載。
 ※①~④の右図は全型紙共通で 使用しています。
 型紙の種類によって貼り合わせる 枚数、数字は違います。
 枚数、貼り合わせ数字については 各型紙をご覧ください。
② <1>の型紙に記載されている通りに 型紙を並べる。
 「青色の数字の型紙貼り合わせる」 という箇所に記載。
③ 点線に沿って、型紙が繋がる方だけカットする。
④ <5>の上部のガイドに③の下部を合わせて、表裏両方をテープで留める。

02.型紙を切り取る。
02~07の右図は全型紙共通で使用しています。

03.布を裏にして型紙を置く。
まち針で留めず、ペーパーウェイト等で型紙が動かない様にする。

04.型紙の外側をなぞって布に写す。写したら型紙は一旦避ける。
※オススメのチャコペン
・カリスマシャープペンシル
・クロバー 水性チャコペン


05.04 で写した線に沿って布を切る。


06.切り取った布に型紙をのせてまち針でとめる。
型紙と布がずれない様にするだけなので、細かくとめる必要はない。

07.“切りじつけ”をする。(①~⑧)
① しつけ糸を針に通し、糸が2本になる様にする。
 玉止めはしない。
② 紙の上から出来上がり線に針を刺していく。
 A. 型紙から刺す
 B. 布を刺す
 C. 0.3cm 程度すくうように縫う
 D. 型紙を刺す
 E. 糸をたるませつつ1.5cm 程度空けて再度型紙を刺す
A~E を繰り返す。 上側はたるませて、下側の糸はたるませない。
全ての線を写す必要はないので、細かく針を刺さな くても良い。

③ 角や合印は下側(布側)から見て+に見える ように針を刺す。
④ 側のたるませた糸を切る。
⑤ まち針を抜く。
⑥糸を抜かない様に型紙だけを抜き取る。
⑦ 長い糸は3mm 程度に切る。
 糸を抜き取らない様に注意。
⑧ しつけ糸が抜けない様に、アイロンか指で糸を 寝かせる。

08.ミシンの針と糸をニット用に替える。


09.後身頃の背中側と見返しに、ロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。
 家庭用ミシンの縫い目を左図にする。

布端から針が落ちない様に、少し内側を縫う。

10.表が内側になる様に、真ん中で折る。


11.両端を縫う。
家庭用ミシンの縫い目を左図にする。

12.縫ったところのしつけ糸を抜く。
しつけ糸が取り辛い時は、糸抜きや毛抜き等で抜く。
以降、縫ったら余分なしつけ糸はその都度抜いていく。

13.表に返して、太い針の糸を通す方で角を優しく押し出す。


14.後身頃×2の“谷折り”を折る。


15.後身頃×2の折ったところを縫う。
出来上がり線から0.7cmくらいのところを縫う。

16.表が内側になる様に、前身頃と後身頃の肩を合わせて縫う。 
SNP:サイドネックポイント。肩の首の付け根。
SP:ショルダーポイント。肩の頂点。
反対側も同じように縫う。

17.肩を2枚一緒にロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。


18.表が内側になる様に、袖と袖ぐりを合わせて縫う。
袖ぐり:袖を付ける為の身頃側のカーブ。
見返しの”前”が前身頃側になる様にする。
肩の縫い代は後身頃側に倒す。


19.袖ぐり×2を縫う。


20.カーブに切り込みを入れる。
反対側も同じように切る。


21.見返し×2を折り返す。


22.縁を縫う。
反対側も同じように縫う。


23.身頃に襟を合わせる。
身頃より襟の方が短い為、伸ばしながら縫う。

24.出来上がり線で縫う。


25.縫った所をロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。
襟と身頃を一緒に縫う。

26.裾から袖口までを縫う。
反対側も同じように縫う。


27.縫った所をロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。
2枚一緒に縫う。
反対側も同じように縫う。

28.裾をロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。
縫い代は後身頃に倒す。

29.出来上がり線で折って縫う。


30.後身頃右側の縫い代に、面ファスナーをしつけ糸で仮縫いする。


31.30で仮縫いした面ファスナーの周りを、まつり縫いで付ける。


32.後身頃左側の縫い代に、面ファスナーをまつり縫いで付ける。


33.32で仮縫いした面ファスナーの周りをまつり縫いで付ける。





お疲れ様でした!

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