【作り方説明書】

胸切り替えトップスの型紙

■詳細対応サイズ
・58cmソフビ L
(スマド未確認)
■難易度
イージー/ノーマル/【ハード】/ハード↑/エクストラ
■サンプル使用生地の厚み
0.23~1.1mm
■用意するもの
・普通~やや薄手の生地
・薄手の生地(裏地用)
・面ファスナー
■手縫い可否
OK
■布に書き写すパーツリスト
①前身頃上 1枚→そのまま1枚
②前身頃下 1枚→  〃
③④前脇 2枚→左右反転して2枚
⑤⑥後身頃上 2枚→  〃
⑦⑧後身頃下 2枚→  〃
⑨⑩後脇 2枚→    〃
⑪身頃縁 1枚→そのまま1枚
⑫⑬袖縁(ノースリーブ用) 2枚→左右反転して2枚

合計:13枚 のパーツで構成
■型紙はこちら
https://dollyscale.booth.pm/items/1584103

■作り方説明書 PDF版
https://dollyscalephoto.hanamizake.com/PDF/No.FG069Instructions.pdf

■関連記事
https://dollyscale.blog.shinobi.jp/finishedgoods/20190928
■必要な布量参考数値

01. 型紙を貼り合わせる。※一例を挙げて説明しています。
① 型紙に割り振られている番号を確認する。
 番号は型紙の左上に記載。
 ※①~④の右図は全型紙共通で 使用しています。
 型紙の種類によって貼り合わせる 枚数、数字は違います。
 枚数、貼り合わせ数字については 各型紙をご覧ください。
② <1>の型紙に記載されている通りに 型紙を並べる。
 「青色の数字の型紙貼り合わせる」 という箇所に記載。
③ 点線に沿って、型紙が繋がる方だけカットする。
④ <5>の上部のガイドに③の下部を合わせて、表裏両方をテープで留める。

02.型紙を切り取る。
02~07の右図は全型紙共通で使用しています。

03.布を裏にして型紙を置く。
まち針で留めず、ペーパーウェイト等で型紙が動かない様にする。

04.型紙の外側をなぞって布に写す。写したら型紙は一旦避ける。
※オススメのチャコペン
・カリスマシャープペンシル
・クロバー 水性チャコペン


05.04 で写した線に沿って布を切る。


06.切り取った布に型紙をのせてまち針でとめる。
型紙と布がずれない様にするだけなので、細かくとめる必要はない。

07.“切りじつけ”をする。(①~⑧)
① しつけ糸を針に通し、糸が2本になる様にする。
 玉止めはしない。
② 紙の上から出来上がり線に針を刺していく。
 A. 型紙から刺す
 B. 布を刺す
 C. 0.3cm 程度すくうように縫う
 D. 型紙を刺す
 E. 糸をたるませつつ1.5cm 程度空けて再度型紙を刺す
A~E を繰り返す。 上側はたるませて、下側の糸はたるませない。
全ての線を写す必要はないので、細かく針を刺さな くても良い。

③ 角や合印は下側(布側)から見て+に見える ように針を刺す。
④ 側のたるませた糸を切る。
⑤ まち針を抜く。
⑥糸を抜かない様に型紙だけを抜き取る。
⑦ 長い糸は3mm 程度に切る。
 糸を抜き取らない様に注意。
⑧ しつけ糸が抜けない様に、アイロンか指で糸を 寝かせる。

08.襟見返し、袖見返し×2の縫い代を折ってアイロンをかける。


09.前身頃下のカーブに切り込みを入れる。


10.前脇下×2、後身頃下×2、後脇下×2のウエスト部分に切り込みを入れる。


11.表が内側になる様に、前身頃下と前脇下を合わせて縫う。
ミシンで縫い辛い場合は先に仮縫いをするか、ミシンをやめて手縫いでもOK。
反対側も同じように縫う。

12.縫ったところのしつけ糸を抜く。
しつけ糸が取り辛い時は、糸抜きや毛抜き等で抜く。
以降、縫ったら余分なしつけ糸はその都度抜いていく。

13.身頃と脇の縫い代を2枚一緒に、ロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。
家庭用ミシンの縫い目を左図にする。
布端から針が落ちない様に、少し内側を縫う。

14.縫い代を前身頃側に倒して、アイロンをかける。


15.前身頃下中央に切り込みを入れる。


16.前身頃下、前脇下の上部に、ロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。


17.出来上がり線で折る。


18.折ったところを仮縫いする。
しっかりM字の角を作るのがポイント。


19.アイロンをかける。


20.表が内側になる様に、後身頃下と後脇下を合わせて縫う。
反対側も同じように縫う。


21.身頃と脇の縫い代を2枚一緒に、ロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。
反対側も同じように縫う。


22.縫い代を後身頃側に倒して、アイロンをかける。
反対側も同じようにアイロンをかける。


23.前身頃上の下部にロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。


24.前身頃上に前身頃下を合わせる。


25.身頃下の縁を縫う。
身頃上を縫い込まない様に注意。

26.表が内側になる様に、後身頃上と後身頃下を合わせて縫う。
反対側も同じように縫う。


27.ロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。
反対側も同じように縫う。


28.身頃上を折り返す。
反対側も同じように縫う。


29.後身頃下の縁を縫う。
縫い代は後身頃下側に倒す。

30.表が内側になる様に、前身頃と後身頃の肩を合わせて縫う。
反対側も同じように縫う。


31.肩の縫い代を開いてアイロンをかける。


32.表が内側になる様に、身頃と身頃縁を合わせて縫う。
カーブが”つって”合わせ辛い場合は、身頃のカーブに切り込みを入れる。

33.縫い代を2~3mm程度にカットする。


34.身頃縁をひっくり返す。


35.縁を縫う。
縁から5mm程度の場所を縫う。

36.表が内側になる様に、袖と袖縁を合わせて縫う。


37.縫い代を2~3mm程度にカットする。


38.見返しをひっくり返す。


39.縁を縫う。
縁から5mm程度の場所を縫う。

40.脇と後身頃中心にロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。


41.表が内側になる様に、脇を合わせる。


42.脇を縫う。


43.脇の縫い代を開いてアイロンをかける。


44.裾にロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。


45.出来上がり線で折る。


46.縁を縫う。


47.後身頃の面ファスナー側の縫い代を折って、出来上がり線から0.7cmくらいのところを縫う。


48.後身頃右側の縫い代に、面ファスナーをしつけ糸で仮縫いする。


49.48で仮縫いした面ファスナーの周りを、まつり縫いで付ける。


50.後身頃左側の縫い代に、面ファスナーをまつり縫いで付ける。


51.50で仮縫いした面ファスナーの周りを、まつり縫いで付ける。




お疲れ様でした!

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