【作り方説明書】

ブラの型紙


■詳細対応サイズ
・58cmソフビ L寄,LL寄
(スマド未確認)
■難易度
イージー/ノーマル/【ハード】/ハード↑/エクストラ
■サンプル使用生地の厚み
0.23mm
■用意するもの
・普通~やや薄手の生地
・薄手の生地(裏地用)
・肩紐用ストレッチレース
・スナップ
■手縫い可否
OK
■布に書き写すパーツリスト
①ベルト裏布A 1枚→そのまま1枚
②ベルト裏布B 1枚→  〃
③ベルト表布A 枚→   〃
④ベルト表布B 1枚→  〃
⑤⑥脇パーツ表布 2枚→左右反転して2枚
⑦⑧脇パーツ裏布 2枚→   〃
⑨⑩中央パーツ表布 2枚→  〃
⑪⑫中央パーツ裏布 2枚→  〃
⑬⑭上パーツ表布 2枚→   〃
⑮⑯上パーツ裏布 2枚→   〃

合計:16枚 のパーツで構成
■型紙はこちら
https://dollyscale.booth.pm/items/1626489

■作り方説明書 PDF版
https://dollyscalephoto.hanamizake.com/PDF/No.FG070Instructions.pdf

■関連記事
https://dollyscale.blog.shinobi.jp/finishedgoods/201910826
■必要な布量参考数値

01. 型紙を貼り合わせる。※一例を挙げて説明しています。
① 型紙に割り振られている番号を確認する。
 番号は型紙の左上に記載。
 ※①~④の右図は全型紙共通で 使用しています。
 型紙の種類によって貼り合わせる 枚数、数字は違います。
 枚数、貼り合わせ数字については 各型紙をご覧ください。
② <1>の型紙に記載されている通りに 型紙を並べる。
 「青色の数字の型紙貼り合わせる」 という箇所に記載。
③ 点線に沿って、型紙が繋がる方だけカットする。
④ <5>の上部のガイドに③の下部を合わせて、表裏両方をテープで留める。

02.型紙を切り取る。
02~07の右図は全型紙共通で使用しています。

03.布を裏にして型紙を置く。
まち針で留めず、ペーパーウェイト等で型紙が動かない様にする。

04.型紙の外側をなぞって布に写す。写したら型紙は一旦避ける。
※オススメのチャコペン
・カリスマシャープペンシル
・クロバー 水性チャコペン


05.04 で写した線に沿って布を切る。


06.切り取った布に型紙をのせてまち針でとめる。
型紙と布がずれない様にするだけなので、細かくとめる必要はない。

07.“切りじつけ”をする。(①~⑧)
① しつけ糸を針に通し、糸が2本になる様にする。
 玉止めはしない。
② 紙の上から出来上がり線に針を刺していく。
 A. 型紙から刺す
 B. 布を刺す
 C. 0.3cm 程度すくうように縫う
 D. 型紙を刺す
 E. 糸をたるませつつ1.5cm 程度空けて再度型紙を刺す
A~E を繰り返す。 上側はたるませて、下側の糸はたるませない。
全ての線を写す必要はないので、細かく針を刺さな くても良い。

③ 角や合印は下側(布側)から見て+に見える ように針を刺す。
④ 側のたるませた糸を切る。
⑤ まち針を抜く。
⑥糸を抜かない様に型紙だけを抜き取る。
⑦ 長い糸は3mm 程度に切る。
 糸を抜き取らない様に注意。
⑧ しつけ糸が抜けない様に、アイロンか指で糸を 寝かせる。

08.脇パーツ×2の ☆ 側に切り込みを入れる。


09.表が内側になる様に、脇パーツと中央パーツの☆側を合わせて縫う。
ミシンで縫い辛い場合は先に仮縫いをするか、ミシンをやめて手縫いでもOK。
反対側も同じように縫う。
縫い代の部分は0.2~0.3cm程度で縫い終わる様にする。
以降指示が無い限り、同じ方法で縫っていく。

10.縫い代を0.3cm程度にカットする。
反対側も同じようにカットする。


11.縫ったところのしつけ糸を抜く。
しつけ糸が取り辛い時は、糸抜きや毛抜き等で抜く。
以降、縫ったら余分なしつけ糸はその都度抜いていく。

12.縫い代を中心パーツ側に倒して、アイロンをかける。
アイロンをかけ辛い時は”Clover NEW パッチワークこて”がおすすめ。
反対側も同じようにアイロンをかける。

13.上パーツ×2の △ 側に切り込みを入れる。


14.表が内側になる様に、12で出来たパーツと上パーツを合わせて縫う。
 △ を目印にパーツ同士を合わせる。
反対側も同じように縫う。


15.縫い代を0.3cm程度にカットする。
反対側も同じようにカットする。


16.縫い代を上パーツ側に倒して、アイロンをかける。
反対側も同じようにアイロンをかける。


17.表が内側になる様に、16で出来たパーツとベルトを合わせて縫う。
反対側も同じように縫う。


18.縫い代をベルト側に倒して、アイロンをかける。
反対側も同じようにアイロンをかける。


19.下側を折ってアイロンをかける。
反対側も同じようにアイロンをかける。


20.裏布も同じように作る。

21.表が内側になる様に、表布と裏布を合わせる。
反対側も同じように合わせる。


22.ベルト横の部分(ブラを着せた時はアンダーバスト部分)以外を一周縫う。
反対側も同じように縫う。
上パーツと中央パーツの下だけ縫わない。上パーツの縫い代は最後まで縫う。

23.縫い代を0.3cm程度にカットする。
反対側も同じようにカットする。


24.脇パーツの縫い代に切り込みを入れる。
反対側も同じように切る。


25.開きからひっくり返す。
本体から先に外へ出し、後からベルト部分を外へ出すとひっくり返しやすい。
ベルトの先は、先の細いピンセット等がおすすめ。
反対側も同じようにひっくり返す。

26.表布と裏布の形を綺麗に整える。

27.開きを”はしごかがり”でとじる。
① 布の裏側から針を刺す。
② 反対側に針を刺し、布を4mm 程すくう。
③ ②ですくった先から針を出す。
④ 反対側に針を刺す。
⑤ ①~④を繰り返す。 針は布に対して垂直に刺すと、終盤で布の長さが違う等のトラブルが起き辛い。




28.縁を一周縫う。
反対側も同じように縫う。


29.表布が内側になる様に、左右のパーツを合わせて縫う。
表布に糸が出ない様に生地をすくいながら縫う。
反対側も同じように縫う。

30.肩紐にするゴムを2本用意する。
ゴムやストレッチ素材の使用を奨励。
伸びないものの場合着せ付けが困難になる他、少しの縫いずれでカップ位置が合わなくなる可能性がある。


31.上パーツの肩紐付け位置に肩紐を縫い付ける。
28で縫った上を縫う様にすると良い。
反対側も同じように縫う。

32.ベルトの肩紐付け位置に肩紐を縫い付ける。
肩紐が捻じれない様に注意。


33.ベルトにスナップボタンを付ける。




お疲れ様でした!

ドール服の型紙作製所 ドーリースケール