【作り方説明書】

ノーマルカーディガンの型紙


■詳細対応サイズ
・50cmソフビ
・58cmソフビ M,L,LL
※L,LLは一番上のボタンのみを留めた場合だけ対応
(スマド未確認)
■難易度
イージー/【ノーマル】/ハード/ハード↑/エクストラ
■サンプル使用生地の厚み
0.77mm
■用意するもの
・ニット等のストレッチ性のある布
・ニット用の糸
・ニット用の針
・スナップボタン
・飾りボタン
■手縫い可否
OK
■注意事項
布の伸び具合よっては、LLは着られない場合があります。
LLに着せたい場合は良く伸びる布を使用して下さい。
伸びない布を使うと、どのサイズでも着用不可になりますのでご注意ください。
■布に書き写すパーツリスト
①②前身頃 2枚→左右反転して2枚
③裾 1枚→そのまま1枚
④⑤袖口 2枚→そのまま2枚
⑥後身頃 1枚→そのまま1枚
⑦⑧袖 2枚→左右反転して2枚

合計:8枚 のパーツで構成
■型紙はこちら
https://dollyscale.booth.pm/items/1689651

■作り方説明書 PDF版
https://dollyscalephoto.hanamizake.com/PDF/No.FG072Instructions.pdf

■関連記事
https://dollyscale.blog.shinobi.jp/finishedgoods/20141020


01.型紙を貼り合わせる。※一例を挙げて説明しています。
①型紙に割り振られている番号を確認する。
番号は型紙の左上に記載。
※①~⑤の右図は全型紙共通で使用しています。
型紙の種類によって貼り合わせる枚数、数字は違います。
枚数、貼り合わせ数字については各型紙をご覧ください。
②<1>の型紙に記載されている通りに型紙を並べる。
「青色の数字の型紙貼り合わせる」という箇所に記載。
③点線に沿って、型紙が繋がる方だけカットする。
④<5>の上部のガイドに③の下部を合わせて、表裏両方をテープで留める。

02.型紙を切り取る。
02~07の右図は全型紙共通で使用しています。

03.布を裏にして型紙を置く。
まち針で留めず、ペーパーウェイト等で型紙が動かない様にする。

04.型紙の外側をなぞって布に写す。写したら型紙は一旦避ける。
※オススメのチャコペン
・カリスマシャープペンシル
・クロバー 水性チャコペン

05.04で写した線に沿って布を切る。


06.切り取った布に型紙をのせてまち針でとめる。
型紙と布がずれない様にするだけなので、細かくとめる必要はない。

07.“切りじつけ”をする。(①~⑧)
① しつけ糸を針に通し、糸が2本になる様にする。
 玉止めはしない。
② 紙の上から出来上がり線に針を刺していく。
A. 型紙から刺す
B. 布を刺す
C. 0.3cm程度すくうように縫う
D. 型紙を刺す
E. 糸をたるませつつ1.5cm程度空けて再度 型紙を刺す
A~Eを繰り返す。 上側はたるませて、下側の糸はたるませない。
全ての線を写す必要はないので、細かく針を刺さなくても良い。

③ 角や合い印は下側(布側)から見て + に見えるように針を刺す。
④ 上側のたるませた糸を切る。
⑤ まち針を抜く。
⑥ 糸を抜かない様に型紙だけを抜き取る。
⑦ 長い糸は3mm程度に切る。
糸を抜き取らない様に注意。
⑧ しつけ糸が抜けない様に、アイロンか指で 糸を寝かせる。

08.ミシンの針と糸をニット用に替える。


09.袖口×2を中心で折る。


10.袖×2に09で折った袖口を合わせる。


11.10で止めたところを縫う。
家庭用ミシンの縫い目を左図にする。
反対側も同じように縫う。

12.袖口×2と見返しに、ロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。
家庭用ミシンの縫い目を左図にする。
布端から針が落ちない様に、少し内側を縫う。

13.縫ったところのしつけ糸を抜く。
しつけ糸が取り辛い時は、糸抜きや毛抜き等で抜く。
以降、縫ったら余分なしつけ糸はその都度抜いていく。

14.表が内側になる様に、前身頃と後身頃の肩を合わせて縫う。
SNP:サイドネックポイント。肩の首の付け根。
SP:ショルダーポイント。肩の頂点。
反対側も同じように縫う。

15.肩を2枚一緒にロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。
反対側も同じように縫う。


16.表が内側になる様に、袖と袖ぐりを合わせて縫う。
ミシンで縫い辛い場合は先に仮縫いをするか、手縫いでもOK。
肩の縫い代は後身頃側に倒す。
反対側も同じように縫う。

17.縫った所をロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。
袖と身頃を一緒に縫う。

18.裾から袖口までを縫う。
袖ぐりの縫い代は袖側に倒す。
反対側も同じように縫う。

19.縫った所を2枚一緒にロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。
反対側も同じように縫う。


20.襟ぐりを出来上がり線で折り、生地が突っ張っていないか確認する。


21.縫い代が突っ張っている場合は、襟ぐりのカーブに切り込みを入れる。
縫い代が突っ張っていない場合は、22へ。

22.襟ぐりにロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。


23.襟の縫い代を折って縫う。


24.裾を中心で折る。


25. 身頃に24で折った裾を合わせる。


26.合わせた所を縫う。


27.縫った所をロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。
裾、身頃一緒に縫う。

28.裾を折り返す。


29.裾の縫い代を身頃側に倒す。


30.裾の縫い代を後身頃に縫い付ける。


31.前身頃の縫い代にロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。


32.前身頃の縫い代を折る。


33.縁から0.7cmくらいを縫う。


34.スナップボタンを付ける。
胸の大きいボディは一番上のみが奨励。

35.袖口の縫い代を後身頃側に倒して、縫う。
反対側も同じように縫う。





お疲れ様でした!

ドール服の型紙作製所 ドーリースケール