【作り方説明書】

足袋の型紙

■詳細対応サイズ
・足サイズ 5.3cm
・足サイズ 6cm
・足サイズ 6.5cm
■難易度
イージー/【ノーマル】/ハード/ハード↑/エクストラ
■サンプル使用生地の厚み
0.6mm
■用意するもの
・ニット等のストレッチ性のある布
・ニット用の糸
・ニット用の針
■手縫い可否
OK
■注意事項
・布の伸び具合よっては、着られない場合があります。
・解れ難い生地を使用する事を前提とした作製方法になっています。
■布に書き写すパーツリスト
①②小指側 2枚→左右反転して2枚
③④親指側 2枚→   〃
⑤⑥足底 2枚→    〃

合計:6枚 のパーツで構成
■型紙はこちら
https://dollyscale.booth.pm/items/1799288

■作り方説明書 PDF版
https://dollyscalephoto.hanamizake.com/PDF/No.FG079Instructions.pdf

■関連記事
https://dollyscale.blog.shinobi.jp/finishedgoods/20200124
■必要な布量参考数値

01. 型紙を貼り合わせる。※一例を挙げて説明しています。
① 型紙に割り振られている番号を確認する。
 番号は型紙の左上に記載。
 ※①~⑤の右図は全型紙共通で 使用しています。
 型紙の種類によって貼り合わせる 枚数、数字は違います。
 枚数、貼り合わせ数字については 各型紙をご覧ください。
② <1>の型紙に記載されている通りに 型紙を並べる。
 「青色の数字の型紙貼り合わせる」 という箇所に記載。
③ 点線に沿って、型紙が繋がる方だけカットする。
④ <5>の上部のガイドに③の下部を合わせて、表裏両方をテープで留める。


02.型紙を切り取る。
02~07の右図は全型紙共通で使用しています。

03.布を裏にして型紙を置く。
まち針で留めず、ペーパーウェイト等で型紙が動かない様にする。

04.型紙の外側をなぞって布に写す。写したら型紙は一旦避ける。
※オススメのチャコペン
・カリスマシャープペンシル
・クロバー 水性チャコペン


05.04で写した線に沿って布を切る。


06.切り取った布に型紙をのせてまち針でとめる。
型紙と布がずれない様にするだけなので、細かくとめる必要はない。

07.“切りじつけ”をする。(①~⑧)
① しつけ糸を針に通し、糸が2本になる様にする。
 玉止めはしない。
② 紙の上から出来上がり線に針を刺していく。
 A. 型紙から刺す
 B. 布を刺す
 C. 0.3cm 程度すくうように縫う
 D. 型紙を刺す
 E. 糸をたるませつつ1.5cm 程度空けて再度型紙を刺す
A~E を繰り返す。 上側はたるませて、下側の糸はたるませない。
全ての線を写す必要はないので、細かく針を刺さな くても良い。

③ 角や合印は下側(布側)から見て+に見える ように針を刺す。
④ 側のたるませた糸を切る。
⑤ まち針を抜く。
⑥ 糸を抜かない様に型紙だけを抜き取る。
⑦ 長い糸は3mm 程度に切る。
 糸を抜き取らない様に注意。
⑧ しつけ糸が抜けない様に、アイロンか指で糸を 寝かせる。

08.ミシンの針と糸をニット用に替える。


09.表が内側になる様に、親指側と小指側の A を合わせて縫う。
家庭用ミシンの縫い目を左図にする。
足底側は3mm程度で止める。
反対側も同じように縫う。

10.縫ったところのしつけ糸を抜く。
しつけ糸が取り辛い時は、糸抜きや毛抜き等で抜く。
以降、縫ったら余分なしつけ糸はその都度抜いていく。

11.縫い代を3mm程度にカットする。
反対側も同じように縫う。


12.開いてアイロンをかける。
縫い代は小指側へ倒す。
反対側も同じようにアイロンをかける。

13.上部を折る。
反対側も同じように折る。


14.縫う。
両側を3mm程度で止める。
反対側も同じように縫う。

15.縦を縫う。
足底側は3mm程度で止める。
反対側も同じように縫う。

16.縫い代を開いて14で縫った縫い目の上を縫う。
反対側も同じように縫う。


17.表が内側になる様に、足底と上を合わせる。
狭い方が親指側のパーツ、広い方が小指側のパーツが来る様にする。
反対側も同じように合わせる。
18.一周縫う。
縫い辛い時は、しつけをしてから縫うと失敗が少ない。
反対側も同じように縫う。

19.縫い代を3mm程度にカットする。
反対側も同じようにカットする。


20.表に返す。





お疲れ様でした!

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