【作り方説明書】

ノースリーブプルオーバーの型紙

■詳細対応サイズ
・58cmソフビ L,LL
(スマド未確認)
■難易度
【イージー】/ノーマル/ハード/ハード↑/エクストラ
■サンプル使用生地の厚み
0.58mm
■用意するもの
・ニット等のストレッチ性のある布
・ニット用の糸
・ニット用の針
■手縫い可否
OK
■布に書き写すパーツリスト
①身頃 1枚→そのまま1枚
②見返し 1枚→  〃

合計:2枚 のパーツで構成
■型紙はこちら
https://dollyscale.booth.pm/items/2182962

■作り方説明書 PDF版
https://dollyscalephoto.hanamizake.com/PDF/No.FG097Instructions.pdf

■関連記事
https://dollyscale.blog.shinobi.jp/finishedgoods/20200628
■必要な布量参考数値

01. 型紙を貼り合わせる。※一例を挙げて説明しています。
① 型紙に割り振られている番号を確認する。
 番号は型紙の左上に記載。
 ※①~⑤の右図は全型紙共通で 使用しています。
 型紙の種類によって貼り合わせる 枚数、数字は違います。
 枚数、貼り合わせ数字については 各型紙をご覧ください。
② <1>の型紙に記載されている通りに 型紙を並べる。
 「青色の数字の型紙貼り合わせる」 という箇所に記載。
③ 点線に沿って、型紙が繋がる方だけカットする。
④ <5>の上部のガイドに③の下部を合わせて、表裏両方をテープで留める。


02.型紙を切り取る。
02~07の右図は全型紙共通で使用しています。

03.布を裏にして型紙を置く。
まち針で留めず、ペーパーウェイト等で型紙が動かない様にする。

04.型紙の外側をなぞって布に写す。写したら型紙は一旦避ける。
※オススメのチャコペン
・カリスマシャープペンシル
・クロバー 水性チャコペン


05.04で写した線に沿って布を切る。


06.切り取った布に型紙をのせてまち針でとめる。
型紙と布がずれない様にするだけなので、細かくとめる必要はない。

07.“切りじつけ”をする。(①~⑧)
① しつけ糸を針に通し、糸が2本になる様にする。
 玉止めはしない。
② 紙の上から出来上がり線に針を刺していく。
 A. 型紙から刺す
 B. 布を刺す
 C. 0.3cm 程度すくうように縫う
 D. 型紙を刺す
 E. 糸をたるませつつ1.5cm 程度空けて再度型紙を刺す
A~E を繰り返す。 上側はたるませて、下側の糸はたるませない。
全ての線を写す必要はないので、細かく針を刺さな くても良い。

③ 角や合印は下側(布側)から見て+に見える ように針を刺す。
④ 側のたるませた糸を切る。
⑤ まち針を抜く。
⑥糸を抜かない様に型紙だけを抜き取る。
⑦ 長い糸は3mm 程度に切る。
 糸を抜き取らない様に注意。
⑧ しつけ糸が抜けない様に、アイロンか指で糸を 寝かせる。

08.ミシンの針と糸をニット用に替える。


09.見返しにロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。
家庭用ミシンの縫い目を左図にする。
布端から針が落ちない様に、少し内側を縫う。

10.身頃と見返しを合わせて縫う。
家庭用ミシンの縫い目を左図にする。

11.縫ったところのしつけ糸を抜く。
しつけ糸が取り辛い時は、糸抜きや毛抜き等で抜く。
以降、縫ったら余分なしつけ糸はその都度抜いていく。


12.カーブに切り込みを入れる。


13.見返しを折り返す。
 

14.縁を縫う。


15.前側の > < (ダーツ)を、表が内側になる様に真ん中で折る。
ダーツ:生地一部を三角形に縫い、平面から立体にする方法。

16./ \ 斜めの部分を縫う。


17.身頃を広げる。
16で縫った場所は下へ倒す。

18.身頃にロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。


19.表が内側になる様に、身頃を半分に折る。


20.裾から開き止まりまでを縫う。


21.縫い代を折ってアイロンを掛ける。


22.袖口を”星止め”で縫う。
① 2枚目(縫い代)から針を刺す。
② 1枚目(表布)に針を出す。
③ 1mm程戻って針を刺す。
④ 2枚目に針を刺し、6mm程進む。
⑤ 2枚目に針を刺す。
⑥ ①~⑤を繰り返す。
針は布に対して垂直に刺すと、終盤で布の長さが違う等のトラブルが起き辛い。

23.裾を折る。


24.縁を縫う。




お疲れ様でした!

ドール服の型紙作製所 ドーリースケール