【作り方説明書】

セーラーカラーブラウスの型紙

■詳細対応サイズ
・40cmソフビ
・50cmソフビ
・58cmソフビM
■難易度
イージー/ノーマル/【ハード】/ハード↑/エクストラ
■サンプル使用生地の厚み
0.23mm
■用意するもの
・やや薄手~普通の生地
・リボン
・スナップボタン
■手縫い可否
OK
■布に書き写すパーツリスト
①②袖 2枚→左右反転して2枚
③④後脇 2枚→  〃
⑤見返し 1枚→そのまま1枚
⑥⑦前脇 2枚→左右反転して2枚
⑧⑨カフス 2枚→そのまま2枚
⑩後身頃 1枚→そのまま1枚
⑪⑫前身頃 2枚→左右反転して2枚
⑬⑭襟 2枚→そのまま2枚

合計:14枚 のパーツで構成
■型紙はこちら
https://dollyscale.booth.pm/items/1419274

■作り方説明書 PDF版
https://dollyscalephoto.hanamizake.com/PDF/No.FG025Instructions.pdf

■関連記事
https://dollyscale.blog.shinobi.jp/finishedgoods/20171026
■必要な布量参考数値

01. 型紙を貼り合わせる。※一例を挙げて説明しています。
① 型紙に割り振られている番号を確認する。
 番号は型紙の左上に記載。
 ※①~⑤の右図は全型紙共通で 使用しています。
 型紙の種類によって貼り合わせる 枚数、数字は違います。
 枚数、貼り合わせ数字については 各型紙をご覧ください。
② <1>の型紙に記載されている通りに 型紙を並べる。
 「青色の数字の型紙貼り合わせる」 という箇所に記載。
③ 点線に沿って、型紙が繋がる方だけカットする。
④ <5>の上部のガイドに③の下部を合わせて、表裏両方をテープで留める。

02.型紙を切り取る。
02~07の右図は全型紙共通で使用しています。

03.布を裏にして型紙を置く。
まち針で留めず、ペーパーウェイト等で型紙が動かない様にする。

04.型紙の外側をなぞって布に写す。写したら型紙は一旦避ける。
※オススメのチャコペン
・カリスマシャープペンシル
・クロバー 水性チャコペン


05.04 で写した線に沿って布を切る。


06.切り取った布に型紙をのせてまち針でとめる。
型紙と布がずれない様にするだけなので、細かくとめる必要はない。

07.“切りじつけ”をする。(①~⑧)
① しつけ糸を針に通し、糸が2本になる様にする。
 玉止めはしない。
② 紙の上から出来上がり線に針を刺していく。
 A. 型紙から刺す
 B. 布を刺す
 C. 0.3cm 程度すくうように縫う
 D. 型紙を刺す
 E. 糸をたるませつつ1.5cm 程度空けて再度型紙を刺す
A~E を繰り返す。 上側はたるませて、下側の糸はたるませない。
全ての線を写す必要はないので、細かく針を刺さな くても良い。

③ 角や合印は下側(布側)から見て+に見える ように針を刺す。
④ 側のたるませた糸を切る。
⑤ まち針を抜く。
⑥糸を抜かない様に型紙だけを抜き取る。
⑦ 長い糸は3mm 程度に切る。
 糸を抜き取らない様に注意。
⑧ しつけ糸が抜けない様に、アイロンか指で糸を 寝かせる。

08.襟、カフスに装飾をする時は、ここで縫っておく。

09.襟を縫う。

10.カーブに切り込みを入れる。

11.角をカットする。

12.縫ったところのしつけ糸を抜く。 
しつけ糸が取り辛い時は、糸抜きや毛抜き等で抜く。
以降、縫ったら余分なしつけ糸はその都度抜いていく。


13.表に返す。


14.太い針の糸を通す方で角を優しく押し出す。


15.縁を縫う。


16.アイロンを掛ける。


17.袖口にギャザーを寄せるミシンを縫う。
縫い目の幅を4mm程度にする。

18.カフス×2を中心で折る。


19.カフス×2を仮縫いをする。


20.表が内側になる様に、カフスと袖口を合わせギャザーを寄せる。
待ち針は①②布の両端からとめる。
③次に中央④⑤最後にその間を埋める様にとめていく。


21.出来上がり線で縫う。
もう1枚も同じように縫う。


22.前身頃、後身頃、前脇、後脇のWに切り込みを入れる。
W:ウエスト。胴体で一番くびれたところ。

23.前身頃、後身頃の上部に切り込みを入れる。


24.袖とカフスの縫い代にロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。
 家庭用ミシンの縫い目を左図にする。
布端から針が落ちない様に、少し内側を縫う。

25.カフスを折り返す。


26.前身頃、後身頃、前脇、後脇、袖、見返しにロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。
 

27.後身頃と脇の Wを目印に、表が内側になる様に合わせて縫う。
反対側も同じように縫う。


28.縫い代を開いてアイロンをかける。
反対側も同じようにアイロンをかける。


29.前身頃と脇の W、☆ を、目印に表が内側になる様に合わせて縫う。
反対側も同じように縫う。


30.縫い代を2枚一緒にロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。
反対側も同じように縫う。


31.縫い代を前身頃に倒して、アイロンをかける。
反対側も同じようにアイロンをかける。


32.前身頃と後身頃の肩を、表が内側になる様に合わせて縫う。
反対側も同じように縫う。


33.縫い代を開いてアイロンをかける。


34.袖のカーブに切り込みを入れる。


35.表が内側になる様に、身頃と袖のSPを目印に合わせて縫う。
SP:ショルダーポイント。肩の頂点。


36.35で縫ったところにロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。
袖と身頃を一緒に縫う。

37.表が内側になる様に、身頃に襟を仮縫いする。


38.表が内側になる様に、見返しをに合わせて縫う。


39.襟のカーブに切り込みを入れる。


40.角をカットする。
見返しのジグザグを切らない様に注意

41.身頃裾にロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。
前身頃は反対側も同じように縫う。


42.見返しを折り返す。
縫う前に、赤丸の箇所の角を整える。

43.縁を縫う。


44.後身頃、後脇を出来上がり線で折って縫う。


45.袖を中心に折る。
肩の縫い代を袖側に倒す。


46.袖から裾までを縫う。


47.表に返す。

48.アイロンを掛ける。

49.スナップをつける。

50.お好みでリボンを付ける。


お疲れ様でした!

ドール服の型紙作製所 ドーリースケール