【作り方説明書】

オフショルダーフリルトップスの型紙

■詳細対応サイズ
・40cmソフビ
・45cmソフビ
・58cmソフビ　M,L,LL
(スマド未確認) 		■難易度
イージー/【ノーマル】/ハード/ハード↑/エクストラ
■サンプル使用生地の厚み
0.23mm 		■用意するもの
・薄手～やや薄手生地
・3mm程度の平ゴム
■手縫い可否
OK 		■布に書き写すパーツリスト
・40,45cmソフビ
①②肩紐　2枚→そのまま2枚
③ウエストゴム通し　1枚→そのまま1枚
④⑤身頃　2枚→そのまま2枚
⑥フリル　1枚→そのまま1枚
⑦ゴム通しパーツ　1枚→ 〃

合計：7枚　のパーツで構成


・58cmソフビ
①②肩紐　2枚→そのまま2枚
③ウエストゴム通し　1枚→そのまま1枚
④前身頃　1枚→　　　　　　　〃
⑤後身頃　1枚→　　　　　　　〃
⑥フリル　1枚→　　　　　　　〃
⑦ゴム通しパーツ　1枚→　　　〃

合計：7枚　のパーツで構成
■型紙はこちら
https://dollyscale.booth.pm/items/1418041

■作り方説明書　PDF版
https://dollyscalephoto.hanamizake.com/PDF/No.FG040Instructions.pdf

■関連記事
https://dollyscale.blog.shinobi.jp/finishedgoods/20180831
■必要な布量参考数値

01． 型紙を貼り合わせる。※一例を挙げて説明しています。
① 型紙に割り振られている番号を確認する。
　番号は型紙の左上に記載。
　※①～④の右図は全型紙共通で 使用しています。
　型紙の種類によって貼り合わせる 枚数、数字は違います。
　枚数、貼り合わせ数字については 各型紙をご覧ください。
② <1>の型紙に記載されている通りに 型紙を並べる。
　「青色の数字の型紙貼り合わせる」 という箇所に記載。
③　点線に沿って、型紙が繋がる方だけカットする。
④　<5>の上部のガイドに③の下部を合わせて、表裏両方をテープで留める。

02．型紙を切り取る。
02～07の右図は全型紙共通で使用しています。

03．布を裏にして型紙を置く。
まち針で留めず、ペーパーウェイト等で型紙が動かない様にする。

04．型紙の外側をなぞって布に写す。写したら型紙は一旦避ける。
※オススメのチャコペン
・カリスマシャープペンシル
・クロバー 水性チャコペン


05．04で写した線に沿って布を切る。


06．切り取った布に型紙をのせてまち針でとめる。
型紙と布がずれない様にするだけなので、細かくとめる必要はない。
07．“切りじつけ”をする。(①～⑧)
① しつけ糸を針に通し、糸が２本になる様にする。
　玉止めはしない。
② 紙の上から出来上がり線に針を刺していく。
　A． 型紙から刺す
　B． 布を刺す
　C． 0.3cm 程度すくうように縫う
　D． 型紙を刺す
　E． 糸をたるませつつ1.5cm 程度空けて再度型紙を刺す
A～E を繰り返す。 上側はたるませて、下側の糸はたるませない。
全ての線を写す必要はないので、細かく針を刺さな くても良い。
③ 角や合印は下側(布側)から見て+に見える ように針を刺す。
④ 上側のたるませた糸を切る。
⑤ まち針を抜く。
糸を抜かない様に型紙だけを抜き取る。
⑦ 長い糸は3mm 程度に切る。
　糸を抜き取らない様に注意。
⑧ しつけ糸が抜けない様に、アイロンか指で糸を 寝かせる。

08．身頃脇のW付近一帯に切れ目を入れる。
W:ウエスト。胴体で一番くびれたところ。

09．袖ぐりと脇に、ロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。
家庭用ミシンの縫い目を左図にする。
布端から針が落ちない様に、少し内側を縫う。
袖ぐり：身頃側の、袖と縫い合わせる場所。
（この型紙では袖パーツは無し）

10．袖ぐりを出来上がり線で折る。


11．縁を縫う。


12．表が内側になる様に、前身頃と後身頃の片方の脇を合わせて縫う。
40,45cm用は前後共通パーツ。


13．縫ったところのしつけ糸を抜く。
しつけ糸が取り辛い時は、糸抜きや毛抜き等で抜く。
以降、縫ったら余分なしつけ糸はその都度抜いていく。

14．縫い代を開いてアイロンをかける。


15．裾をロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。


16．出来上がり線で折る。


17．縁を縫う。


18．ウエストゴム通しの両端に、ロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。


19．出来上がり線で折って、アイロンをかける。


20．身頃の”ウエストゴム通し付け位置”に、ウエストゴム通しを合わせる。
身頃は裏、ウエストゴム通しは表が見える様にする。

21．縁を縫う。
出来るだけ外側(縁すれすれ)を縫う。
内側を縫い過ぎると、ゴムを通し辛くなる為注意。

22．ゴムを通す。
・ゴムの長さ
40,45cm用：15cm（持ち手部分を含む）
58cm用：22cm（持ち手部分を含む）
市販のゴム通しが通らない場合は、安全ピンでも代用可能。
反対側に最初にクリップ等をはさんでおく。

23．ゴムを通す。
持ち手部分を残して、仮縫いをする。
縫い終わったら、クリップを外す。

24．反対側も持ち手を残して仮縫いをする。


25．持ち手部分をカットする。

26．表が内側になる様に、まだ縫っていない方の脇を合わせて縫う。


27．全体のギャザーの寄り具合を整える。

28．ゴム通しパーツ の“この縫い代を折る”と書かれた方の出来上がり線で折ってアイロンをかける。


29．フリルの端にロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。


30．身頃を表に返す。


31．表が内側になる様に、フリルを輪にして端を合わせて縫う。


32．表が内側になる様に、ゴム通しパーツを輪にして縫い代だけを縫う。
アイロンで折ったところは広げて縫う。


33．フリルとゴム通しパーツの縫い代を開いて、アイロンをかける。


34．フリル の“この縫い代に解れ止め”と書かれた方にロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。


35．解れ止めをした方を出来上がり線で折る。
　

36．解縁を縫う。


37．フリルを表に返す。


38．身頃とフリルを“表が外”になる様に合わせて5mm程度の大き目（仮縫い）で縫う。
前身頃のCFとフリルのCF、後身頃のCBとフリルのCBを目印に合わせる。
CF：センターフロント。前身頃の中心。
CB：センターバック。後身頃の中心。

39．フリルの上に、ゴム通しパーツを裏を上にして合わせて一周縫う。


40．ゴム通しパーツを折り返す。
　

41．ゴム通しパーツを中に折る。
身頃とフリルの縫い代を、ゴム通しパーツの中に入れる様につつむ。

42．ゴム通しパーツの縁を一周縫う。
フリルも一緒に縫う。

43．ゴム通しパーツの穴にゴムを通す。
・ゴムの長さ
40,45cm用：20cm（縫い合わせ部分を含む）
58cm用：26cm（縫い合わせ部分を含む）

44．ゴムの先端が出て来たら、両端を重ねて縫う。
ゴムが細いので手縫いがおすすめ。
縫い方が弱いと、ゴムを伸ばした時に解けてしまうので注意。

45．ゴムを穴に戻し、全体のギャザーの寄り具合を整える。


46．肩紐×2を出来上がり線で折ってアイロンをかける。




47．表が内側になる様に、中心の線で折って端を縫う。



48．肩紐×2の両端を縫う。


49．肩紐×2表に返し、太い針の“糸を通す方”で角を優しく押し出す。


50．肩紐×2の縁を縫う。


51．肩紐×2を身頃に縫い付ける。
縫い付け場所は型紙の”肩紐付け位置”参照。
肩紐を捻じれて縫い付けない様に注意。


お疲れ様でした！
ドール服の型紙作製所　ドーリースケール