06．切り取った布に型紙をのせてまち針でとめる。

型紙と布がずれない様にするだけなので、細かくとめる必要はない。

08．袖×2のカーブに切り込みを入れる。
反対側も同じように切り込みを入れる。


09．身頃×2の背中側と袖側に、ロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。

家庭用ミシンの縫い目を左図にする。 布端から針が落ちない様に、少し内側を縫う。

10．袖×2にロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。


11．”おくみ”×2と前身頃×2を、表が内側になる様に合わせて縫う。

おくみの先は縫わない。 おくみ：前身頃に縫ってある細長い部分(画像の黄緑色の部分)

12．縫ったところのしつけ糸を抜く。

しつけ糸が取り辛い時は、糸抜きや毛抜き等で抜く。 以降、縫ったら余分なしつけ糸はその都度抜いていく。

13．おくみ×2と身頃×2の縫い代を2枚一緒に、ロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。


14．縫い代をおくみ側に倒して、アイロンをかける。
反対側も同じようにアイロンをかける。


15．身頃の背中を、表が内側になる様に合わせて縫う。


16．背中の縫い代を開いて、アイロンをかける。


17．袖×2の袖口側の縫い代を出来上がり線で折って、アイロンをかける。


18．身頃×2と袖×2を、表が内側になる様に合わせて縫う。

身頃のSPと袖のSPが目印。 SP：ショルダーポイント。肩の頂点。 袖はカーブしてない方が、身頃側になる。 “身八つ口の開き”と書かれているところは縫わない。 身八つ口：身頃の脇の下の開き。 女性、子供用にしかない着物の特徴。

19．身頃の肩と、袖の肩の縫い代全体にアイロンをかける。
反対側も同じようにアイロンをかける。


20．表が内側になる様に、身頃を肩線(SP)で半分に折る。


21．袖口下の開き止まりから、身頃側までを縫う。
反対側も同じように縫う。


22．身頃×2の脇を開き止まりまで縫う。

身頃の縫い代と、袖を縫わない様に注意。

23．表布を表に返す。

24．裾に、ロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。
袖を巻き込まないように注意。


25．裾を出来上がり線で折って縫う。
袖を巻き込まないように注意。


26．衿に接着芯を貼る。

アイロンをスライドさせず、上から押しあてる様にする。

27．衿の縫い代を折って、アイロンをかける。


28．身頃の衿のカーブに切り込みを入れる。


29．身頃と衿を、表が内側になる様に合わせて縫う。

BNP:バックネックポイント。 後身頃にある首回りの後中心点。

30．衿を上に折る。


31．衿の両端を、中心線で折る。


32．縫い代を上に折って縫う。
反対側も同じように縫う。


33．衿を表に返して、太い針の“糸を通す方” で角を優しく押し出す。

反対側も同じように整える。 布団等の太い針を使う。 ない場合は竹串やつまようじの“尖っていない方”などでも代用出来る。 あくまでも優しく内側から押して角を出す。 強く押したり、尖ったもので押したりすると貫通し布が傷む可能性も。

34．衿の縁を縫う。


35．“袖×2の振り”部分の縫い代を整える。

袖の振り：画像の赤丸で囲った部分の事。

36．袖×2の振りの開きを縫う。


37．袖口を”星止め”で縫う。

① 2枚目(縫い代)から針を刺す。 ② 1枚目(表布)に針を出す。 ③ 1mm程戻って針を刺す。 ④ 2枚目に針を刺し、6mm程進む。 ⑤ 2枚目に針を刺す。 ⑥ ①～⑤を繰り返す。 針は布に対して垂直に刺すと、終盤で布の長さが違う等のトラブルが起き辛い。

------------以上で上着は終了です。------------

38．スカートおくみの縫い代が広い方に、ロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。


39．前スカート×2、後スカート×2の脇のカーブに切り込みを入れる。


40．前スカート×2のカーブがある方に、ロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。


41．後スカート×2の両端に、ロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。


42．スカートおくみ×2の縫い代を折る。


43．スカートおくみ×2の端を縫う。


44．”スカートおくみ”×2と前スカート×2を、表が内側になる様に合わせて縫う。


45．縫い代を2枚一緒に、ロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。


46．縫い代をおくみ側に倒して、アイロンをかける。


47．後スカートを、表が内側になる様に合わせて縫う。
反対側も同じようにアイロンをかける。


48．縫い代を開いて、アイロンを掛ける。


49．前スカートと後スカートの脇を、表が内側になる様に合わせて縫う。
反対側も同じように縫う。


50．縫い代を開いて、アイロンを掛ける。


51．裾にロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。


52．出来上がり線で折る。


53．縁を縫う。


54．ウエストベルトの縫い代を折って、アイロンをかける。


55．スカートとウエストベルトを、表が内側になる様に合わせて縫う。


56．ウエストベルトを上に折る。


57．ウエストベルトの両端を、中心線で折る。


58．縫い代を上に折って縫う。
反対側も同じように縫う。


59．ウエストベルトを表に返して、角を優しく押し出す。


60．縁を縫う。


61．面ファスナーをしつけ糸で仮縫いする。


62．面ファスナーの周りをまつり縫いで付ける。


------------以上でスカートは終了です。-----------

63．帯本体Aと帯本体Bを、表が内側になる様に合わせて縫う。

☆同士を合わせる。帯中央付近の縫い代は縫わない。

64．帯本体Bを上に倒す。


65．アイロンをかける。


66．帯本体C と65を、表が内側になる様に合わせて縫う。


67．帯本体Cを上に倒す。


68．アイロンをかける。


※接着芯を貼りたい場合は、ここで接着する。

69．帯本体の中心を、表が内側になる様に折る。


70．開き止まりまで縫う。


71．角をカットする。
反対側も同じようにカットする。


72．表に返して、太い針の“糸を通す方”で角を優しく押し出す。

73．開きを“はしごかがり”でとじる。

① 布の裏側から針を刺す。 ② 反対側に針を刺し、布を4mm程すくう。 ③ ②ですくった先から針を出す。 ④ 反対側に針を刺す。 ⑤ ①～④を繰り返す。 針は布に対して垂直に刺すと、終盤で布の長さが違う等のトラブルが起き辛い。

74．アイロンを掛ける。


75．面ファスナーをしつけ糸で仮縫いする。


76．面ファスナーの周りをまつり縫いで付ける。78．リボン上を中心で折る。


77．リボンを、69～74と同じように進める。

78．リボン上を中心で折る。


79．更に中央を左右に折る。


80．縦中央を留める。


81．たれAとたれBを、表が内側になる様に合わせて縫う。

△同士を合わせる。

82．縫い代を開いて、アイロンをかける。


83．たれの中心を、表が内側になる様に折る。


84．開き止まりまで縫う。


85．71～74と同じように進める。

86．たれAとBの境目で折る。

たれA（短い方）を上にする。

87．たれB（長い方）を上にし、その上にリボンを裏側にしてのせる。


88．リボンをたれで巻く。


89．たれが開かないように縫い留める。

表に糸が出ないように注意。

90．表にし、たれAを少しずらす。リボンの位置も整える。


91．目立たない場所に、たれAの一部を縫う。


92．帯本体に縫い付ける。

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