【作り方説明書】

バニースーツの型紙

■詳細対応サイズ
・58cmソフビ L寄
(スマド未確認)
■難易度
イージー/ノーマル/【ハード】/ハード↑/エクストラ
■サンプル使用生地の厚み
0.25mm
■用意するもの
・薄手~やや薄手生地
・薄手の生地(裏地用)
・面ファスナー
■手縫い可否
OK
■布に書き写すパーツリスト
①前身頃 表布 1枚→そのまま1枚
②前身頃 裏布 1枚→  〃
③④前脇 表布 1枚→左右反転して2枚
⑤⑥前脇 裏布 1枚→   〃
⑦⑧後身頃 表布 2枚→  〃
⑨⑩後身頃 裏布 2枚→  〃
⑪⑫後脇 表布 2枚→   〃
⑬⑭後脇 裏布 2枚→   〃

合計:14枚 のパーツで構成
■型紙はこちら
https://dollyscale.booth.pm/items/5660937

■作り方説明書 PDF版
https://dollyscalephoto.hanamizake.com/PDF/No.FG160Instructions.pdf

■関連記事
https://dollyscale.blog.shinobi.jp/finishedgoods/201240416
■必要な布量参考数値

01. 型紙を貼り合わせる。※一例を挙げて説明しています。
① 型紙に割り振られている番号を確認する。
 番号は型紙の左上に記載。
 ※①~④の右図は全型紙共通で 使用しています。
 型紙の種類によって貼り合わせる 枚数、数字は違います。
 枚数、貼り合わせ数字については 各型紙をご覧ください。
② <1>の型紙に記載されている通りに 型紙を並べる。
 「青色の数字の型紙貼り合わせる」 という箇所に記載。
③ 点線に沿って、型紙が繋がる方だけカットする。
④ <5>の上部のガイドに③の下部を合わせて、表裏両方をテープで留める。

02.型紙を切り取る。
02~07の右図は全型紙共通で使用しています。

03.布を裏にして型紙を置く。
まち針で留めず、ペーパーウェイト等で型紙が動かない様にする。

04.型紙の外側をなぞって布に写す。写したら型紙は一旦避ける。
※オススメのチャコペン
・カリスマシャープペンシル
・クロバー 水性チャコペン


05.04で写した線に沿って布を切る。


06.切り取った布に型紙をのせてまち針でとめる。
型紙と布がずれない様にするだけなので、細かくとめる必要はない。
07.“切りじつけ”をする。(①~⑧)
① しつけ糸を針に通し、糸が2本になる様にする。
 玉止めはしない。
② 紙の上から出来上がり線に針を刺していく。
 A. 型紙から刺す
 B. 布を刺す
 C. 0.3cm 程度すくうように縫う
 D. 型紙を刺す
 E. 糸をたるませつつ1.5cm 程度空けて再度型紙を刺す
A~E を繰り返す。 上側はたるませて、下側の糸はたるませない。
全ての線を写す必要はないので、細かく針を刺さな くても良い。

③ 角や合印は下側(布側)から見て+に見える ように針を刺す。
④ 上側のたるませた糸を切る。
⑤ まち針を抜く。
⑥糸を抜かない様に型紙だけを抜き取る。
⑦ 長い糸は3mm 程度に切る。
 糸を抜き取らない様に注意。
⑧ しつけ糸が抜けない様に、アイロンか指で糸を 寝かせる。

08.前身頃の W (ウエスト)から上に切り込みを入れる。
 ウエスト部分にも切り込みを入れる。


09.前脇×2のW、△、Wから下のカーブに切り込みを入れる。


10.後脇×2、後身頃×2のウエストに切り込みを入れる。
 後身頃は☆側のみ切る。


11. W、三 を目印に表が内側になるように、前身頃と前脇を合わせて縫う。
 反対側も同じように縫う。


12.縫ったところのしつけ糸を抜く。
 しつけ糸が取り辛い時は、糸抜きや毛抜き等で抜く。
 以降、縫ったら余分なしつけ糸はその都度抜いていく。


13.縫い代を前身頃に倒して、アイロンをかける。


14.表が内側になるように 13 と後脇を合わせて縫う。
 反対側も同じように縫う。


15.縫い代を開いてアイロンをかける。
 反対側も同じようにアイロンをかける。


16.表が内側になるように 15 と後身頃を合わせて縫う。
 ☆同士を合わせる。
 反対側も同じように縫う。


17.縫い代を後身頃に倒して、アイロンをかける。
反対側も同じようにアイロンをかける。


18.裏布も同じように進める。

19.表が内側になるように、表布と裏布の上部を合わせて縫う。
 矢印の箇所は、メリハリが出る様に、必ず出来上がり線通りの角で縫う。
 角ではなくカーブになってしまうと、出来上がりにシャープさが無くなる為注意。


20.表布と裏布の下部を合わせて縫う。
 捻じれた状態で縫わないように注意。


21.余分な縫い代をカットする。
   出来上がり線から2mmくらい外側。


22.ひっくり返して、太い針の“糸を通す方” で角を優しく押し出す。
 布団等の太い針を使う。
 ない場合は竹串やつまようじの“尖っていない方” などでも代用出来る。
 あくまでも優しく内側から押して角を出す。
 強く押したり、尖ったもので押したりすると貫通し布が傷む可能性も。


23.上部の縁を縫う。
 矢印の箇所は、縫い目がカーブにならない様にしっかりと角になる様に縫い進める。


24.下部の縁を縫う。


25.後身頃の直線と股下、前身頃の股下にロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。


26.表が内側になる様に、前中心を合わせる。


27.股下から開き止まりまでを縫う。


28.裏布から見て縫い代を右に倒して、アイロンをかける。


29.表が内側になる様に、股下を合わせて縫う。


30.縫い代を開いてアイロンをかける。


31.30 の縫い代を抑える様に縫う。


32.表に返す。

33.表布から見て左の縫い代をしつけ糸で仮縫いする。
 右側の縫い代を巻き込まない様に注意。


34.開き止まりから直角に0.7cmくらい縫う。
 手縫いでもOK。


35.後身頃右側の縫い代に、面ファスナーをしつけ糸で仮縫いする。


36.35 で仮縫いした面ファスナーの周りを、まつり縫いで付ける。


37.後身頃左側の縫い代に、面ファスナーをしつけ糸で仮縫いする。


38.37 で仮縫いした面ファスナーの周りを、まつり縫いで付ける。


39.33 で縫った仕付け糸を抜く。




お疲れ様でした!

ドール服の型紙作製所 ドーリースケール