【作り方説明書】

タイトスカートミニの型紙

■詳細対応サイズ
・58cmソフビ M,L
(スマド未確認)
■難易度
イージー/【ノーマル】/ハード/ハード↑/エクストラ
■サンプル使用生地の厚み
0.23mm
■用意するもの
・やや薄手~普通の生地
・コンシールファスナー
■手縫い可否
OK
■布に書き写すパーツリスト
①前スカート 1枚→そのまま1枚
②③後スカート 2枚→左右反転して2枚
④⑤ウエストベルト 2枚→そのまま2枚

合計:5枚 のパーツで構成
■型紙はこちら
https://dollyscale.booth.pm/items/5814242

■作り方説明書 PDF版
https://dollyscalephoto.hanamizake.com/PDF/No.FG163Instructions.pdf

■関連記事
https://dollyscale.blog.shinobi.jp/finishedgoods/20240608
■必要な布量参考数値

01. 型紙を貼り合わせる。※一例を挙げて説明しています。
① 型紙に割り振られている番号を確認する。
 番号は型紙の左上に記載。
 ※①~④の右図は全型紙共通で 使用しています。
 型紙の種類によって貼り合わせる 枚数、数字は違います。
 枚数、貼り合わせ数字については 各型紙をご覧ください。
② <1>の型紙に記載されている通りに 型紙を並べる。
 「青色の数字の型紙貼り合わせる」 という箇所に記載。
③ 点線に沿って、型紙が繋がる方だけカットする。
④ <5>の上部のガイドに③の下部を合わせて、表裏両方をテープで留める。

02.型紙を切り取る。
02~07の右図は全型紙共通で使用しています。

03.布を裏にして型紙を置く。
まち針で留めず、ペーパーウェイト等で型紙が動かない様にする。

04.型紙の外側をなぞって布に写す。写したら型紙は一旦避ける。
※オススメのチャコペン
・カリスマシャープペンシル
・クロバー 水性チャコペン


05.04で写した線に沿って布を切る。


06.切り取った布に型紙をのせてまち針でとめる。
型紙と布がずれない様にするだけなので、細かくとめる必要はない。
07.“切りじつけ”をする。(①~⑧)
① しつけ糸を針に通し、糸が2本になる様にする。
 玉止めはしない。
② 紙の上から出来上がり線に針を刺していく。
 A. 型紙から刺す
 B. 布を刺す
 C. 0.3cm 程度すくうように縫う
 D. 型紙を刺す
 E. 糸をたるませつつ1.5cm 程度空けて再度型紙を刺す
A~E を繰り返す。 上側はたるませて、下側の糸はたるませない。
全ての線を写す必要はないので、細かく針を刺さな くても良い。

③ 角や合印は下側(布側)から見て+に見える ように針を刺す。
④ 上側のたるませた糸を切る。
⑤ まち針を抜く。
⑥糸を抜かない様に型紙だけを抜き取る。
⑦ 長い糸は3mm 程度に切る。
 糸を抜き取らない様に注意。
⑧ しつけ糸が抜けない様に、アイロンか指で糸を 寝かせる。

08.ウエストベルト×1枚の ☆ 側にロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。
 家庭用ミシンの縫い目を左図にする。
 布端から針が落ちない様に、少し内側を縫う。


09.表が内側になる様に、ウエストベルトの △ 側を合わせて縫う。


10.縫ったところのしつけ糸を抜く。
 しつけ糸が取り辛い時は、糸抜きや毛抜き等で抜く。
 以降、縫ったら余分なしつけ糸はその都度抜いていく。

11.ウエストベルトの △ 側に切り込みを入れる。


12.真ん中で折り返して、アイロンをかける。


13.後スカート×2枚のダーツを縫う。
  ダーツ:布を三角形に細く折って、縫った部分
  

  表が内側になる様に、ダーツの中心で折る。
   前身頃反対側、後身頃も同じように折る。
  

  斜めになっている線を縫う。
   もう1枚も同じように縫う。
  

  縫ったところを中心に開く。
   前身頃反対側、後身頃も同じように縫う。
  
14.ダーツは ◇ 側へ倒してアイロンをかける。


15.前スカートと後スカート×2枚の脇に切り込みを入れる。

16.前スカート、後スカート×2枚に、ロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。


17.表が内側になる様に、前スカートと後スカートを合わせて縫う。
 反対も同じように縫う。


18.縫い代を左右に開いてアイロンをかける。


19.裾を折る。


20.裾の縁を縫う。


21.スカートの ☆ 側のカーブに切り込みを入れる。


22.表が内側になる様に、スカートとウエストベルトを合わせて縫う。
 ウエストベルトは解れ止めをしていない方を縫う。
 ウエストベルトの余分な布を、巻き込まない様に注意。


23.ウエストベルトを上に折って、アイロンをかける。


24.ウエストベルトの真ん中で折る。


25.ウエストベルトの縁を縫う。


26.後スカートの ◇ 側に、ロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。


27.スカートを半分に折る。


28.身頃から開き止まりまでを4mm程度の縫い目で縫う。
仮止めなので返し縫はしない。


29.28で縫った下から裾までを普通の縫い目で縫う。
 ここは解れない様に返し縫いをする。


30.縫い代を左右に開いて、アイロンをかける。

31.コンシールファスナーの上部を1cmになる様に切る。
 コンシールファスナーの上部に透明の“上止”があるので、その上を1cmに切る。


32.コンシールファスナー中心と、30で開いた縫い目を合わせる。


33.仮止めをする。反対側も同じように縫う。
 スカート本体は避けて、ファスナーと縫い代のみを縫う。


34.身頃から開き止まりまでの糸を切る。
 開き止まりから下の糸を切らない様に注意。
 リッパーを使うと切りやすい。


35.ミシンにコンシールファスナー押さえを取り付ける。
右図の様なアタッチメントも売られている。
おすすめはミシンの純正品、もしくはミシンの対応メーカー名が記載された物。
無記名のものは場合によっては、ミシンに合わない事もあるので注意。


36.スライダーを開き止まりまで下げる。


37.務歯(むし)を押さえの溝に入れて、開き止まりまで縫う。
 反対側も同じ様に縫う。
 スカート表から縫う。
 布端が右の時は左側の溝に、布端が左の時は右側の溝に務歯を入れる。
 務歯:ファスナーを開閉する為に歯の様になって連なっている部分の事。


38.下止の金具を、開き止まりの1cmくらい下に移動して、ペンチで潰して動かない様にする。


39.下止の下、1cmくらいをハサミでカットする。


40.ロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。
 2枚一緒に縫う。
 反対側も同じように縫う。


41. ファスナーと縫い代を身頃へ折る。


42.折り返したところと身頃を7mm位縫って固定する。







お疲れ様でした!

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