【作り方説明書】

ストラップエプロンの型紙

■詳細対応サイズ
・50cmソフビ
■難易度
イージー/【ノーマル】/ハード/ハード↑/エクストラ
■サンプル使用生地の厚み
0.23mm
■用意するもの
・普通~やや薄手の生地
・スナップボタン
■手縫い可否
OK
■布に書き写すパーツリスト
①フリル 1枚→そのまま1枚
②リボン上 1枚→  〃
③リボン下 1枚→  〃
④ウエストベルト 1枚→  〃
⑤エプロン本体 1枚→   〃
⑥リボン中心 1枚→   〃
⑦⑧肩紐 2枚→そのまま2枚
⑨⑩肩フリル 2枚→左右反転して2枚

合計:10枚 のパーツで構成
■型紙はこちら
https://dollyscale.booth.pm/items/6059640

■作り方説明書 PDF版
https://dollyscalephoto.hanamizake.com/PDF/No.FG169Instructions.pdf

■関連記事
https://dollyscale.blog.shinobi.jp/finishedgoods/20240901
▲注意点▲
この型紙は下記の型紙で作った服を着せた状態で丁度良いサイズになっています。
・オープンバストワンピースの型紙
・ゴムワンピースの型紙
■必要な布量参考数値

01. 型紙を貼り合わせる。※一例を挙げて説明しています。
① 型紙に割り振られている番号を確認する。
 番号は型紙の左上に記載。
 ※①~④の右図は全型紙共通で 使用しています。
 型紙の種類によって貼り合わせる 枚数、数字は違います。
 枚数、貼り合わせ数字については 各型紙をご覧ください。
② <1>の型紙に記載されている通りに 型紙を並べる。
 「青色の数字の型紙貼り合わせる」 という箇所に記載。
③ 点線に沿って、型紙が繋がる方だけカットする。
④ <5>の上部のガイドに③の下部を合わせて、表裏両方をテープで留める。

02.型紙を切り取る。
02~07の右図は全型紙共通で使用しています。

03.布を裏にして型紙を置く。
まち針で留めず、ペーパーウェイト等で型紙が動かない様にする。

04.型紙の外側をなぞって布に写す。写したら型紙は一旦避ける。
※オススメのチャコペン
・カリスマシャープペンシル
・クロバー 水性チャコペン


05.04で写した線に沿って布を切る。


06.切り取った布に型紙をのせてまち針でとめる。
型紙と布がずれない様にするだけなので、細かくとめる必要はない。
07.“切りじつけ”をする。(①~⑧)
① しつけ糸を針に通し、糸が2本になる様にする。
 玉止めはしない。
② 紙の上から出来上がり線に針を刺していく。
 A. 型紙から刺す
 B. 布を刺す
 C. 0.3cm 程度すくうように縫う
 D. 型紙を刺す
 E. 糸をたるませつつ1.5cm 程度空けて再度型紙を刺す
A~E を繰り返す。 上側はたるませて、下側の糸はたるませない。
全ての線を写す必要はないので、細かく針を刺さな くても良い。

③ 角や合印は下側(布側)から見て+に見える ように針を刺す。
④ 上側のたるませた糸を切る。
⑤ まち針を抜く。
⑥糸を抜かない様に型紙だけを抜き取る。
⑦ 長い糸は3mm 程度に切る。
 糸を抜き取らない様に注意。
⑧ しつけ糸が抜けない様に、アイロンか指で糸を 寝かせる。

08.肩フリル×2とフリルの縁にロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。
   解れ止め液でもよい。
   家庭用ミシンの縫い目を左図にする。
   布端から針が落ちない様に、少し内側を縫う。


09.肩フリル×2とフリルの縁を出来上がり線で折る。


10.肩フリル×2とフリルの縁を縫う。


11.縫ったところのしつけ糸を抜く。
   しつけ糸が取り辛い時は、糸抜きや毛抜き等で抜く。
   以降、縫ったら余分なしつけ糸はその都度抜いていく。


12.アイロンをかける。


13.肩フリル×2、フリルの上側にギャザーを寄せるミシンを縫う。
①ミシンの上糸の糸調節を“弱”にする。
 ダイヤルの場合は0にする。
②縫い目の長さを4mm程度にする。
③縫い始めの糸は上下共に10cm以上出しておく。
 上糸と下糸の色を変えておくと、後でわかりやすい。
④布の端から2mm程度のところを縫い、縫い終わりの糸も10cm以上残して切る。
 2本目は布端から4mm程度のところを縫う。
⑤上糸の調節(①)と、縫い目の長さ(②)を元に戻す。


14.表が内側になる様にエプロン本体 下側とフリルを合わせ、ギャザーを寄せる。


15.ギャザーを寄せたところを縫う。


16.縫い代を0.7cm程度にカットする。
   エプロン本体と、フリル2枚一緒にカットする。


17.16の縫い代にロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。


18.15 で縫ったところを折る。


19.縁を縫う。


20.アイロンをかける。


21.両端の縫い代にロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。


22.両サイドを折る。


23.22 で折った端を縫う。


24.エプロン本体の上側にギャザーを寄せるミシンを縫う。


25.ウエストベルトの長辺を折る。


26.アイロンをかける。


27.表が内側になる様にエプロン本体と、ウエストベルトを合わせギャザーを寄せる。
   ウエストベルト A~A間 にエプロン本体を合わせる。


28.ウエストベルトの A~A間 を縫う。


29.ウエストベルトを 28 で縫ったところで折り返す。


30.表が内側になるようにウエストベルト中心で折る。


31.ウエストベルトの縫い代を上に折る。


32.ウエストベルトの端を縫う。
   反対側も同じように縫う。


33.ひっくり返して、太い針の“糸を通す方” で角を優しく押し出す。
   布団等の太い針を使う。
   ない場合は竹串やつまようじの“尖っていない方” などでも代用出来る。
   あくまでも優しく内側から押して角を出す。
   強く押したり、尖ったもので押したりすると貫通し布が傷む可能性も。
   反対側も同じように整える。


34.ウエストベルトの端から端までを縫う。


35.表が内側になる様に肩紐の フリル付け位置 に 肩フリル を合わせてギャザーを寄せる。
   肩紐と肩フリルの △ を合わせる。
   もう1枚も同じようにギャザーを寄せる。


36.フリル付け位置 の間を縫う。
   もう1枚も同じように縫う。


37.肩フリルの縫い代を0.7cm程度にカットする。
   もう1枚も同じようにカットする。


38.肩紐を 36 で縫ったところで折り返す。
   もう1枚も同じように折る。


39.裏が内側になる様に、肩フリルを付けていない方の縫い代を折る。    もう1枚も同じように折る。


40.裏が内側になる様に、肩紐を中心で折る。
   もう1枚も同じように折る。


41. 肩紐の縁を縫う。
   もう1枚も同じように縫う。


42.肩紐の端にロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。


43.ウエストベルトと肩紐の △ どうしを合わせて縫う。


44.表が内側になる様にリボン上の中心で折る。


45.リボン上の長辺を縫う。


46.リボン上の縫い代を0.3cmくらいに切る。


47.リボン上を表に返す。


48.表が内側になる様にリボン下の中心で折る。


49.リボン下の開き止まりまで縫う。


50.上リボン、下リボンの角をカットする。
   反対側も同じようにカットする。


51.リボン下を表に返して、太い針の“糸を通す方” で角を優しく押し出す。
   反対側も同じようにカットする。


52.開きを“はしごかがり”でとじる。
   ① 布の裏側から針を刺す。
   ② 反対側に針を刺し、布を4mm程すくう。
   ③ ②ですくった先から針を出す。
   ④ 反対側に針を刺す。
   ⑤ ①~④を繰り返す。
     針は布に対して垂直に刺すと、終盤で布の長さが違う等のトラブルが起き辛い。


53.リボン上、リボン下にアイロンを掛ける。


54.リボン上の両端にロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。
   解れ止め液を塗布してもよい。


55.リボン上の中心に、端を合わせる。


56.中心を縫う。


57.リボン上、リボン下を中心で折る。


58.リボン下の縦中央を留める。


59.リボン上を更に中央を左右に折る。


60.リボン上の縦中央を留める。


    61.リボン中心の周囲に、ロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。
   解れ止め液を塗布してもよい。


62.リボン中心の両サイドを折る。


63.リボン中心にアイロンをかける。


64.リボン上下を繋げる。
   両サイドを縫い留めると簡単に固定出来る。


65.リボン中心をリボンに巻く。
   上側を少し長めにする。
   上側の端を中に折り込む。


66.折った部分を縫い留める。


67.スナップボタンを付ける。
   肩紐は背中でクロスする長さで調整しています。
   ストレートで使用する場合は、長さを各自調整してください。

68.ウエストベルト B にリボンを付ける。







お疲れ様でした!

ドール服の型紙作製所 ドーリースケール