【作り方説明書】

UネックTシャツの型紙

■詳細対応サイズ
・58cmソフビ M,L,LL
(スマド未確認)
■難易度
イージー/【ノーマル】/ハード/ハード↑/エクストラ
■サンプル使用生地の厚み
0.67mm
■用意するもの
・ニット等のストレッチ性のある布
・ニット用の糸
・ニット用の針
・縫製用面ファスナー
■手縫い可否
OK
伸び縮みしにくい布を使用すると、着せられなくなる可能性があります。
■布に書き写すパーツリスト
①前身頃 1枚→そのまま1枚
②③後身頃 2枚→左右反転して2枚
④⑤見返し 2枚→   〃
⑥襟 1枚→そのまま1枚

合計:6枚 のパーツで構成
■型紙はこちら
https://dollyscale.booth.pm/items/6648226

■作り方説明書 PDF版
https://dollyscalephoto.hanamizake.com/PDF/No.FG180Instructions.pdf

■関連記事
https://dollyscale.blog.shinobi.jp/finishedgoods/20250305

■必要な布量参考数値

01. 型紙を貼り合わせる。※一例を挙げて説明しています。
① 型紙に割り振られている番号を確認する。
 番号は型紙の左上に記載。
 ※①~⑤の右図は全型紙共通で 使用しています。
 型紙の種類によって貼り合わせる 枚数、数字は違います。
 枚数、貼り合わせ数字については 各型紙をご覧ください。
② <1>の型紙に記載されている通りに 型紙を並べる。
 「青色の数字の型紙貼り合わせる」 という箇所に記載。
③ 点線に沿って、型紙が繋がる方だけカットする。
④ <5>の上部のガイドに③の下部を 合わせて、表裏両方をテープで留める。


02.型紙を切り取る。
02~07の右図は全型紙共通で使用しています。

03.布を裏にして型紙を置く。
まち針で留めず、ペーパーウェイト等で型紙が動かない様にする。

04.型紙の外側をなぞって布に写す。写したら型紙は一旦避ける。
※オススメのチャコペン
・カリスマシャープペンシル
・クロバー 水性チャコペン


05.04 で写した線に沿って布を切る。
 

06.切り取った布に型紙をのせてまち針でとめる。
型紙と布がずれない様にするだけなので、細かくとめる必要はない。

07.“切りじつけ”をする。(①~⑧)
① しつけ糸を針に通し、糸が2本になる様にする。
 玉止めはしない。
② 紙の上から出来上がり線に針を刺していく。
 A. 型紙から刺す
 B. 布を刺す
 C. 0.3cm 程度すくうように縫う
 D. 型紙を刺す
 E. 糸をたるませつつ1.5cm 程度空けて再度型紙を刺す
A~E を繰り返す。 上側はたるませて、下側の糸はたるませない。
全ての線を写す必要はないので、細かく針を刺さな くても良い。

③ 角や合印は下側(布側)から見て+に見える ように針を刺す。
④ 側のたるませた糸を切る。
⑤ まち針を抜く。
糸を抜かない様に型紙だけを抜き取る。
⑦ 長い糸は3mm 程度に切る。
 糸を抜き取らない様に注意。
⑧ しつけ糸が抜けない様に、アイロンか指で糸を 寝かせる。

08.ミシンの針と糸をニット用に替える。


09.後身頃×2の背中側と見返し×1、袖×2の袖口に、ロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。
 家庭用ミシンの縫い目を左図にする。
 布端から針が落ちない様に、少し内側を縫う。


10.表が内側になる様に、前身頃と後身頃の肩を合わせて縫う。
 SNP:サイドネックポイント。肩の首の付け根。
 SP:ショルダーポイント。肩の頂点。
 反対側も同じように縫う。


11.縫ったところのしつけ糸を抜く。  しつけ糸が取り辛い時は、糸抜きや毛抜き等で抜く。
 以降、縫ったら余分なしつけ糸はその都度抜いていく。


12.肩を2枚一緒にロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。
 反対側も同じように縫う。


13.身頃を開く。


14.肩にアイロンをかける。
 縫い代は後身頃側に倒す。


15.表が内側になる様に、見返しと身頃を合わせて縫う。


16.襟のカーブに切り込みを入れる。


17.見返しを折り返す。


18.縁を縫う。


19.後身頃の 谷折り 線で折る。
 もう1枚も同じように折る。


20.縁を縫う。
 端から0.7cmくらいを縫う。
 反対側も同じように縫う。


21.袖口を折る。
 もう1枚も同じように折る。


22.縁を縫う。
 もう1枚も同じように縫う。


23.表が内側になる様に、袖と袖ぐりを合わせて縫う。
 袖ぐり:袖を付ける為の身頃側のカーブ
 ミシンで縫い辛い場合は先に仮縫いをするか、手縫いでもOK。
 肩の縫い代は後身頃側に倒す。
 反対側も同じように縫う。


24.23 で縫った所をロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。
 袖と身頃を一緒に縫う。
 反対側も同じように縫う。


25.23 で縫ったところを開く。
 反対側も同じように開く。


26.縫い代にアイロンをかける。
 縫い代は身頃側に倒す。
 反対側も同じようにアイロンをかける。


27.表が内側になる様に半分に折る。


28.袖口から裾までを縫う。


29.28 で縫った縫い代に、ロックミシンか家庭用ミシンのジグザグで縫う。 


30.縫った所をロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。 
 縫い代は後頃に倒す。


31.裾を出来上がり線で折る。


32.出来上がり線で折って縫う。


33.表に返す。

34.後身頃右側の縫い代に、面ファスナーをしつけ糸で仮縫いする。


35.34 で仮縫いした面ファスナーの周りを、まつり縫いで付ける。


36.後身頃左側の縫い代に、面ファスナーをまつり縫いで付ける。


37.36 で仮縫いした面ファスナーの周りをまつり縫いで付ける。





お疲れ様でした!

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