【作り方説明書】

Vネックスリットワンピースの型紙

■詳細対応サイズ
・58cmソフビ L(L寄は非奨励)
(スマド未確認)
■難易度
イージー/【ノーマル】/ハード/ハード↑/エクストラ
■サンプル使用生地の厚み
0.25mm
■用意するもの
・薄手~やや薄手生地
・薄手の生地(裏地用)
・面ファスナー
■手縫い可否
OK
■注意事項
フロントが大きく開いている為、DDL普通胸以外では着せられない場合があります。
■布に書き写すパーツリスト
①前身頃 1枚→そのまま1枚
②前見返し 1枚→   〃
③④前脇 2枚→左右反転して2枚
⑤⑥後見返し 2枚→  〃
⑦持ち出し 1枚→そのまま1枚
⑧⑨後身頃 2枚→左右反転して2枚

合計:9枚 のパーツで構成
■型紙はこちら
https://dollyscale.booth.pm/items/6804216

■作り方説明書 PDF版
https://dollyscalephoto.hanamizake.com/PDF/No.FG181Instructions.pdf

■関連記事
https://dollyscale.blog.shinobi.jp/finishedgoods/20250501

■必要な布量参考数値

01. 型紙を貼り合わせる。※一例を挙げて説明しています。
① 型紙に割り振られている番号を確認する。
 番号は型紙の左上に記載。
 ※①~⑤の右図は全型紙共通で 使用しています。
 型紙の種類によって貼り合わせる 枚数、数字は違います。
 枚数、貼り合わせ数字については 各型紙をご覧ください。
② <1>の型紙に記載されている通りに 型紙を並べる。
 「青色の数字の型紙貼り合わせる」 という箇所に記載。
③ 点線に沿って、型紙が繋がる方だけカットする。
④ <5>の上部のガイドに③の下部を 合わせて、表裏両方をテープで留める。


02.型紙を切り取る。
02~07の右図は全型紙共通で使用しています。

03.布を裏にして型紙を置く。
まち針で留めず、ペーパーウェイト等で型紙が動かない様にする。

04.型紙の外側をなぞって布に写す。写したら型紙は一旦避ける。
※オススメのチャコペン
・カリスマシャープペンシル
・クロバー 水性チャコペン


05.04 で写した線に沿って布を切る。
 

06.切り取った布に型紙をのせてまち針でとめる。
型紙と布がずれない様にするだけなので、細かくとめる必要はない。

07.“切りじつけ”をする。(①~⑧)
① しつけ糸を針に通し、糸が2本になる様にする。
 玉止めはしない。
② 紙の上から出来上がり線に針を刺していく。
 A. 型紙から刺す
 B. 布を刺す
 C. 0.3cm 程度すくうように縫う
 D. 型紙を刺す
 E. 糸をたるませつつ1.5cm 程度空けて再度型紙を刺す
A~E を繰り返す。 上側はたるませて、下側の糸はたるませない。
全ての線を写す必要はないので、細かく針を刺さな くても良い。

③ 角や合印は下側(布側)から見て+に見える ように針を刺す。
④ 側のたるませた糸を切る。
⑤ まち針を抜く。
糸を抜かない様に型紙だけを抜き取る。
⑦ 長い糸は3mm 程度に切る。
 糸を抜き取らない様に注意。
⑧ しつけ糸が抜けない様に、アイロンか指で糸を 寝かせる。

08.後身頃×2枚のダーツを縫う。
   表が内側になる様に、ダーツの中心で折る。
   もう1枚も同じように折る。
   

   斜めになっている線を縫う。
   もう1枚も同じように縫う。
   

   縫ったところを中心に開く。
   もう1枚も同じように開く。
   

09.縫ったところのしつけ糸を抜く。
   しつけ糸が取り辛い時は、糸抜きや毛抜き等で抜く。
   以降、縫ったら余分なしつけ糸はその都度抜いていく。


10.ダーツは △側 へ倒してアイロンをかける。
   もう1枚も同じようにアイロンをかける。


11.前見返し、後見返し×2の裾にロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。


12.前身頃のカーブとウエストに切り込みを入れる。


13.前脇×2、後身頃×2のウエストに切り込みを入れる。


14.前身頃、前脇×2、後身頃×2の縫い代にロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。


15.前身頃と脇の W、三 を、目印に表が内側になる様に合わせて、 開き止まりまで縫う。
   反対側も同じように縫う。


16.縫い代を開いて、アイロンをかける。
   反対側も同じようにアイロンをかける。
   開き止まりから下も、出来上がり線で折ってアイロンをかける。


17.前身頃の裾を折ってアイロンをかける。


18.前脇×2の裾を折ってアイロンをかける。


19.前身頃、前脇の 開き止まりから下 を縫う。


20.表が内側になる様に、前身頃 と 前見返し を合わせて縫う。


21.表が内側になる様に、後身頃 と 後見返しを合わせて縫う。
   もう1枚も同じように縫う。


22.前身頃の襟の縫い代を 3mm 程度にカットする。

   この状態で一度表にひっくり返して、矢印の所が引きつっていないか確認する。
   引きつっている場合は、裏に戻して矢印の所を縫い代から1mm程度までカットする。
   注意:この作業を行うと生地によっては解れてしまうので、事前に要らない布で確認をしてください。
   解れない場合でも心配な場合は、縫い代に解れ止め液を少量使用してください。
   

23.後身頃×2の ☆ に切り込みを入れる。


24.後身頃×2の肩から☆までの縫い代を 3mm 程度にカットする。


25.後身頃×2の 後ろ中心 の縫い代にロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。


26.前身頃と後身頃×2の袖ぐりのカーブに切り込みを入れる。
   袖ぐり:袖を付ける為の身頃側のカーブ
   *この型紙に袖パーツはありません。


27.前見返しをひっくり返す。


28.矢印の箇所や袖ぐりを整える。


29.襟の縁 と 袖の縁 を縫う。 


30.表が内側になる様に後身頃を合わせ、開き止まりから下を縫う。


31.後見返しをひっくり返す。
   もう片方も同じようにひっくり返す。


32.後身頃中心(△の印がある側)を開いて、アイロンをかける。


33.裾を出来上がり線で折ってアイロンをかける。


34.縁を縫う。


35.表が内側になる様に、持ち出しを中心で折る。


36.両端を縫う。


37.表に返す。


38.アイロンをかける。


39.持ち出しの 開いている方 の縫い代に、ロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。


40.後身頃の襟と袖ぐりを整える。


41.後身頃の ☆ から 開き止まり に持ち出しを合わせる。
   裏側から見て左の後身頃に持ち出しを合わせる。
   解れ止めをした方を身頃側にする。
   右の後身頃は避ける。


42.後身頃と持ち出しを仮縫いする。


43. 袖の縁 と 襟から開き止まり までの縁 を縫う。


44.持ち出しのしつけ糸を抜く。

45.前身頃、後身頃の 肩 の縫い代にロックミシンか、家庭用ミシンのジグザグで縫う。


46.表が内側になる様に、前身頃と後身頃を合わせて肩を縫う。


47.縫い代を開いてアイロンをかける。


48.表が内側になる様に、前身頃と後身頃を合わせて脇を縫う。


49.持ち出しに、面ファスナーをしつけ糸で仮縫いする。


50.49 で仮縫いした面ファスナーの周りを、まつり縫いで付ける。


51.後身頃左側の縫い代に、面ファスナーをまつり縫いで付ける。
   ☆ から下に面ファスナーを付ける。


52.51 で仮縫いした面ファスナーの周りをまつり縫いで付ける。





お疲れ様でした!

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